特許
J-GLOBAL ID:200903021132025218

缶詰用キャップ装着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大津 洋夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264868
公開番号(公開出願番号):特開平9-077119
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡易蓋開け式缶詰の上面を保護するプラスチック製キャップ装着装置に関する。【解決手段】 縦一列に移送する缶送りコンベア装置と、缶詰移送ライン上に供給するキャップ供給装置と、缶詰とキャップが出会う位置にて、キャップを缶詰の上に被せ、嵌合係止させるキャップ掛け装置とが組み合わさった構成で、ホッパーに保持されているキャップから、最下位のキャップを分離して、シューターの滑り台上を滑落させ、移送されてくる缶詰と仮り止めキャップが出会い、キャップの先端が缶詰の肩部に係合するようにした後、キャップ掛け装置の第1上限ガイドバーとキャップ中央部押圧ローラとによりキャップの先端を缶詰の肩部に密着させながらキャップを引っ張って仮止体から引き出し、缶詰の上面にキャップが正しく被さるように載った状態となした後、キャップを缶詰の上面に密着して嵌合係止するようにした。
請求項(抜粋):
缶詰を縦一列に並べて順次個別に移送する缶送りコンベア装置の上方に、キャップを缶詰移送ライン上に個別に順次供給するキャップ供給装置を設け、それぞれ個別に移送された缶詰とキャップとが出会う位置にてキャップを缶詰の上面部に係合し、被せ、嵌合係止するようにするキャップ掛け装置を設けてなる缶詰用キャップ装着装置において、前記キャップ供給装置を、キャップを積み重ねて保持するキャップ保持部を有し、当該保持部の下部に最下位のキャップを個別に分離して供給出来る供給口を設けると共に、その供給口の部分には、最下位の一つ上位のキャップを左右方向から押さえたり離したりできるキャップ押さえ部を設けてなるキャップホッパーと、当該キャップホッパーの下方にコンベアの移送方向に向けて先端が下がった滑り台を配設し、当該滑り台の上部にキャップの径より小さく吸着部が出没し得る穴が開設すると共に、その下端部にはキャップの一部先端が延出した状態で仮り止できる仮止体を設けてなるシューターと、頭部先端にキャップを吸着し得る吸着部を有し、その下部より吸着部に連通する吸引孔を有するロッドを延出し、当該ロッドの吸引孔へ真空ポンプからの吸引力を付与したり停止したりできる切り替え部を有してなるキャップ吸着体を、前記ホッパーの下方に配設し、前記シューターの穴を介してその吸着部が出没するよう昇降自在に装着したキャップ分離供給駆動部とから構成し、キャップ分離供給駆動部の作動によりキャップ吸着体が昇降移動する際、その吸着部がシューターの穴を少し出た位置から最上昇地点であるキャップホッパーの下端位置までの領域内に在る間は、真空発生装置による吸引力を付与し続け、吸着部が前記領域以外に在る間は真空発生装置を停止するように切り替え部が作動するようになすとともに、キャップホッパーの供給口の部分に設けたキャップ押さえ部は、昇降移動するキャップ吸着体が上昇して吸着部が最下位のキャップに近付いた地点から最上昇地点でキャップを吸着するまでの間は、キャップ押さえ部を作動してキャップを左右方向から押さえるのを離し、吸着部が最上昇地点でキャップを吸着して下降し始めると同時にキャップ押さえ部が作動して最下位の一つ上位のキャップを左右方向から押さえるようになし、キャップホッパーに保持されている多数のキャップのうち最下位のキャップを上昇してきたキャップ吸着体の吸着部で吸着し、その直後に最下位の一つ上位のキャップをキャップ押さえ部で押さえ、その状態でキャップの吸着した吸着体を降下させて、キャップホッパーに保持されている多数のキャップと分離し、降下した吸着部がシューターの穴を少し出た位置に来たとき、切り替え部が作動して真空ポンプからの吸引力を停止してキャップの吸着状態を解除し、当該吸着部がシューターの穴から没する状態にまで降下するとシューターの滑り台上に載ったキャップは滑り台上を滑落し、その下端部にて仮止め体によりキャップの一部先端が延出した状態で仮止めされるように構成したことを特徴とする缶詰用キャップ装着装置。
IPC (2件):
B65D 51/18 ,  B65B 7/28
FI (2件):
B65D 51/18 ,  B65B 7/28 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭49-117187
  • 特開平3-085288
  • 特開昭49-117187
全件表示

前のページに戻る