特許
J-GLOBAL ID:200903021134340579

調質圧延機の鋼板の伸び率制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168199
公開番号(公開出願番号):特開平7-016634
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【構成】 伸び率平均値演算装置14には、伸び率演算装置6において演算された伸び率実績値εsfbkが入力され、過去数回分の伸び率実績値εsfbkの平均値εafbkを演算する。過去数回分の伸び率実績値εsfbkと伸び率設定値εrefとの差が伸び率許容範囲である±α%以内であれば、伸び率演算制御装置7で用いる伸び率フィードバックεfbkには、伸び率実績の平均値εafbkを使用するようにし、それ以外の場合には、伸び率実績値εsfbkを使用するように、伸び率のフィードバックを切り替えることにしている。【効果】 この方法によれば、定常状態がより安定するため、制御ゲインを上げることができ、そのことによる応答性の向上が図れる等の安定度と応答性を兼ね備えた伸び率のフィードバック制御を実現することが可能となった。
請求項(抜粋):
調質圧延機の入側および出側のブライドルロールにパルス発信器を設け、入側部での鋼板の送り長さと出側部での鋼板の進み長さを一定周期でカウントすることにより鋼板の伸び率を計測し、この伸び率と設定値とからの偏差を圧下装置にフィードバックすることにより鋼板の伸び率を制御する方法において、過去数周期分の伸び率の実績を記憶しておき、伸び率の設定値からの偏差が過去数周期にわたり伸び率許容範囲以内の場合は、前記過去数周期の伸び率の測定値の平均値をフィードバックさせ、それ以外の場合は、直近の伸び率の瞬時値をフィードバックさせることを特徴とする調質圧延機の鋼板の伸び率制御方法。
IPC (2件):
B21B 37/56 ,  B21B 37/00 BBQ
FI (2件):
B21B 37/00 127 ,  B21B 37/00 BBQ

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