特許
J-GLOBAL ID:200903021140018719

開水路用超音波流量測定装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342767
公開番号(公開出願番号):特開平9-189590
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 開水路用超音波流量測定において、転換器間の距離を正確に測定して所定式にて水平平均流速を算出することにより、流量測定誤差を顕著に減少せしめる、超音波流量測定装置及びその方法を提供すること。【解決手段】 開水路用超音波多回線流量測定装置において開水路両辺に水中に配置された水平平均流速測定用超音波転換器間の距離を直接超音波で測定するため、前記超音波転換器中一つは複合転換器で所定の間隔で配置された2個の超音波転換器(1A1、1C1)(1A2、1C2)・・・(1An、1Cn)で構成したものと、複合転換器を使って両辺に配置されている転換器(1A1、1C1)(1B1)、(1A2、1C2)(1B2)・・・(1An、1Cn)(1Bn)間の距離測定方法、又前記複合転換器が抱えている2個の転換器(1A1、1C1)(1A2、1C2)・・・(1An、1Cn)間の間隔を校正する方法と、流量測定誤差の非注入式検査方法。
請求項(抜粋):
人工開水路又は河川の両辺の麓の線上に従って、2地点間の水平平均流速を測定する多くの超音波平均流速測定回線で構成している超音波多回線流量測定装置において、開水路の一辺の麓の線上に配置する超音波転換器(以下超音波は略する)は所定間隔lに配置された2個の転換器(Transducer)が一体に成っている複合転換器であるが第1の転換器(1A)は環状形(Annular ring) に成っていて中心部が空洞にした第1転換器のケースと;前記第1ケースの中心部に末端が固定された所定の長さのパイプが有りこのパイプの先端に第2の転換器(1C) が入っている第2のケースが固定されているが所定間隔lを調節する様に第2ケースがちょっと移動出来て固定されるように成っている複合転換器。第1、第2転換器間の間隔lは次の式で選択する。【数1】ここでτ- 超音波多回線流量計の超音波伝播時間測定装置の時間測定絶対誤差、Cmax -開水路水の中で期待する最大の超音波、δL -水平平均流速測定用の超音波転換器間の距離測定許容相対誤差である。

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