特許
J-GLOBAL ID:200903021146157435

歯車の歯の位相の修正

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515523
公開番号(公開出願番号):特表平8-507125
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】平歯車やはすば歯車のような平行軸歯車の位相を修正し、より静寂で円滑に動作すると共に負荷がより均一に分布した歯車の組を製作する。この歯車の有限要素分析をこの歯車の動作モードで行い、ピニオンと歯車の歯の表面の半径方向と接線方向のたわみのプロットを作成するが、このプロットは動作中にこれらの歯車に負荷のかかった場合に発生するものである。次に、この結果得たプロットを反転させてプロット即ち座標の組を作成し、これらの座標によって歯車の歯を研削する砥石車の移動経路を決定し、この経路は前記有限要素分析によって得たプロットの鏡像である。この結果得た歯車は、動作負荷を受けると、それらの最適動作インボリュートの位置即ち理論的に真のインボリュートの位置に向かって接線方向および半径方向に撓み、その結果、より静寂、より円滑かつより均一に負荷のかかる歯車列が製作される。
請求項(抜粋):
平行軸歯車を含む歯車列の有限要素分析から得られる修正した歯の位相を有する前記平行軸歯車で、前記分析は歯車列に対して所定の動作負荷をかけて行い、負荷によって誘起された接線方向と半径方向の歯車の歯の撓みを計算するものであって、前記歯車は前記計算した接線方向と半径方向の歯の撓みの鏡像を形成する基本となる歯の位相を有し、その結果、前記歯車の歯は、前記所定の動作負荷を受けた場合、実質的に真のインボリュート形状をとることを特徴とする平行軸歯車。
IPC (2件):
F16H 55/08 ,  B23F 19/00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-042243
  • 特開昭63-180766
  • 特開平4-334759

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