特許
J-GLOBAL ID:200903021146489861

水田用車両の車輪

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011131
公開番号(公開出願番号):特開平7-215002
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【構成】 水田用車両の車輪3において、舗装道路等を走行する場合に、ラグ11が回転方向に沿って折曲したり、垂直方向に潰れたりすることがないようにする。【構成】 ラグ11に対して、前進時において路面に先に達する側の蹴り面11aに、輪体9やリブ10の側面との接合部をアール面状にする前肉盛部15を形成させ、また、路面からの離反を見送る側の支え面11bに、輪体9やリブ10の側面との接合部を埋めるようにする後肉盛部16を形成させた。これら前後の肉盛部15,16によってラグ11を補強した。
請求項(抜粋):
ボス(6)と、該ボス(6)の周部へ等配状・放射状に設けられた複数本のスポーク(7)と、これらスポーク(7)の突端部に固設された環状リム(8)と、該リム(8)に被覆形成された弾性材製の輪体(9)と、該輪体(9)の径方向外方に突出形成された周方向のリブ(10)と、該リブ(10)の両側に周方向に沿って所定間隔で設けられた複数個のラグ(11)とから成る水田用車両の車輪において、前記ラグ(11)は前進時において路面に先に達する側の蹴り面(11a)と、路面からの離反を見送る側の支え面(11b)とがそれらの中間位置に設けられた接地面(11c)を頂点部とする三角形状に形成されていると共に、側面に蹴り面(11a)及び支え面(11b)に沿ったかたちで仮想三角形状を成す除肉部(11d)が凹設されており、蹴り面(11a)と、リブ(10)から輪体(9)へかけての側面とが接合する隅部には前肉盛部(15)が設けられていると共に、支え面(11b)と、リブ(10)から輪体(9)へかけての側面とが接合する隅部には後肉盛部(16)が設けられていることを特徴とする水田用車両の車輪。

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