特許
J-GLOBAL ID:200903021149986149

関節・プロテーゼのプロテーゼ構成要素の間のプレス嵌め・連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-596872
公開番号(公開出願番号):特表2002-536061
出願日: 2000年01月13日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】一方の関節対偶がソケットとしてかつ他方の関節対偶がソケット内に回転可能に支承される球状ヘッドとして構成されている関節・プロテーゼは特に、肩関節・プロテーゼ及び股関節・プロテーゼとして公知である。この場合、円錐体と金属製又はセラミック製の球状ヘッドとの間の連結技術としては同様にプレス嵌め・連結装置、特に円錐締付け手段が使用される。この場合、球状ヘッドは円錐形の孔によって円錐体に被嵌められる。円錐体に球状ヘッドを被嵌めた後で、球状ヘッドに対する打撃によって固着が行われる。円錐締付け手段の場合には、円錐体と球状ヘッド内の孔との接合面は著しく正確に加工されねばならない。それというのも、正確に加工されないと球状ヘッドもしくはピン内への不均一な力導入に基づき円錐締付け手段の耐久性に危害が及ぼされるからである。球状ヘッドがセラミックから製作される場合には、材料内の応力ピークに基づき亀裂が発生しかつ最悪の場合球状ヘッドが破壊される。それ故本発明によれば、プレス嵌め・連結装置の球状ヘッドと円錐体との間に挿入された連結部材が設けられていて、該連結部材の弾性及び緩衝特性が、連結部材の多孔性及び連結部材の表面構造によって予め規定される。
請求項(抜粋):
関節・プロテーゼのプロテーゼ構成要素の間のプレス嵌め・連結装置であって、一方のプロテーゼ構成要素が骨組織内に挿入されていてかつ円錐体を支持していて、該円錐体に、他方のソケット状の関節対偶を関節接合する球状ヘッドが被嵌められており、円錐体と球状ヘッドとの間に力伝達を均一化するために連結部材が配置されている形式のものにおいて、連結部材(6,15,22,28)の弾性及び緩衝特性が、連結部材の多孔性(11,19,25,29)及び連結部材の表面(12,20,26,31)の構造(13,21,27,32)によって予め規定可能であることを特徴とする、関節・プロテーゼのプロテーゼ構成要素の間のプレス嵌め・連結装置。
Fターム (7件):
4C097AA03 ,  4C097BB01 ,  4C097CC13 ,  4C097DD06 ,  4C097DD09 ,  4C097DD11 ,  4C097SC01

前のページに戻る