特許
J-GLOBAL ID:200903021151106334

保温保冷配管の防火区画貫通部措置工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303598
公開番号(公開出願番号):特開平6-146434
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 防火区画を貫通する冷媒配管等の耐火構造に関して、作業に要する労力を軽減し、施工品質の向上、安定を図り、かつ断熱被覆の燃焼による延焼と漏煙を防止できる耐火区画貫通部措置工法を提供する。。【構成】 床面16の上方で冷媒管12,13,14の断熱被覆の一部を除去して冷媒管を露出させ、貫通孔10の周囲に囲み枠17を設け、その内側に耐火仕切板17を設け、床面上に生ずる各隙間をパテ状の耐熱シール材で目地詰めし、囲み枠17内の空間に直接又は他の断熱材を介して発泡断熱材23を充填した。
請求項(抜粋):
保温保冷を目的として、保温ないし断熱材を施した配管を、防火区画として設定された建物床面に対し貫通させる際に適用される保温保冷配管の防火区画貫通部措置工法において、前記保温保冷配管の前記貫通部分の保温ないし断熱材を、前記床面上部側から所定距離だけ上方へ向けて取り去って、前記配管の前記床面より上の部分を一部露出させ、前記床面の貫通孔の周囲を、前記配管より十分離れた距離を置いて、かつ前記配管の前記露出部分の高さより高い位置まで耐火性のある枠で囲み、前記貫通孔と前記配管との間の隙間、及び複数配管に対しては配管間に生ずる隙間を、前記床面上に耐火性仕切板を設置することで塞ぎ、前記貫通孔と前記配管及び各配管間の隙間を前記耐火性仕切板で塞いだ状態で、前記枠と前記仕切板、前記仕切板が複数に分かれる場合には各仕切板間の隙間、前記仕切板と前記配管等の間に生ずる隙間等全隙間をパテ状耐火シール材で埋め、前記パテ状耐火シール材の上方に適宜ロックウール等断熱材を介して前記枠の上面まで液状樹脂の発砲による発泡断熱材で充填することを特徴とする保温保冷配管の防火区画貫通部措置工法。
IPC (2件):
E04B 1/94 ,  E04F 17/08

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