特許
J-GLOBAL ID:200903021153207499

電気二重層コンデンサの電解液注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163196
公開番号(公開出願番号):特開2000-353646
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】電気二重層コンデンサへの注入が完了した後に接続ノズル内部に残留する電解液を外気に接触させることなく確実に回収して、回収された電解液の電気二重層コンデンサへの再注入を可能とし、高価な電解液の無駄を省いてコストを低減させることができる電気二重層コンデンサの電解液注入装置を提供する。【解決手段】電解液貯留槽4に電解液供給路9を介して接続される接続ノズル5を外装ケース3に接続して、電解液送出手段10により外装ケース3に電解液を注入する。電解液貯留槽4と接続ノズル5とを接続する電解液回収路12を設ける。接続ノズル5の先端部に不活性ガスを圧送する不活性ガス圧送手段7を設ける。不活性ガス圧送手段7により接続ノズル5内部に残留する電解液を電解液回収路12を介して電解液貯留槽4に回収する。
請求項(抜粋):
電解液注入口が形成された外装ケースを備える電気二重層コンデンサに電解液を注入する電解液注入装置において、電解液を貯留する電解液貯留槽と、始端部が該電解液貯留槽に接続され、終端部が接続ノズルを介して前記電解液注入口に接続された電解液供給路と、前記電解液貯留槽の電解液を前記電解液注入口に向かって送出する電解液送出手段と、該電解液供給路に設けられ、前記電解液送出手段による電解液の送出時に開弁される第1の開閉弁と、前記接続ノズルから前記電解液貯留槽に亘って、前記電解液供給路に並列に設けられた電解液回収路と、該電解液回収路に設けられ、電解液の回収時に開弁される第2の開閉弁と、前記電解液送出手段によって外装ケースの内部に電解液が充填された後、前記第1の開閉弁が閉弁され前記第2の開閉弁が開弁された状態で前記接続ノズルと前記電解液注入口との接続を維持して該接続ノズルの先端部に不活性ガスを圧送し、該接続ノズル内部に残留する電解液を逆流させて前記電解液回収路を介して電解液を前記電解液貯留槽に回収させる不活性ガス圧送手段とを備えることを特徴とする電気二重層コンデンサの電解液注入装置。
Fターム (8件):
5E082AB09 ,  5E082BC40 ,  5E082HH03 ,  5E082LL21 ,  5E082MM11 ,  5E082MM22 ,  5E082MM23 ,  5E082MM40

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