特許
J-GLOBAL ID:200903021166252817
吸収冷凍機とその起動方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-163033
公開番号(公開出願番号):特開2002-349991
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】地域への蒸気供給不足やキャリオーバを防止しつつ起動時間を短くできる吸収冷凍機を得ることにある。【解決手段】地域冷暖房用のボイラ96で生成される蒸気の一部が再生器6に投入される蒸気熱源式の吸収冷凍機を前提とし、再生器に熱源蒸気を導く投入ライン99を通る蒸気流量を測定する蒸気流量センサ70、投入ラインを通る蒸気流量を調節する蒸気流量調節弁72、及び吸収冷凍機の起動時に再生器6に過剰投入される熱源蒸気の最大量を予め設定したコントローラ67を具備する。起動時にコントローラは、調節弁72の開度を、単位時間当たりの蒸気投入が再生器での定格蒸気消費量以上に過剰投入される開度とし、この開度下でセンサ70が検出した再生器への投入蒸気量が前記最大蒸気量に達した段階以降は、調節弁72の開度を前記定格蒸気消費量に見合う開度として、熱源蒸気の過剰投入量を制限する。
請求項(抜粋):
冷媒ノズルを有し冷水が流通する蒸発器チューブに前記冷媒ノズルから冷媒を散布することにより前記冷媒を蒸発気化させて冷媒蒸気とする蒸発器と、溶液ノズルを有し前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記溶液ノズルから散布される濃度の濃い臭化リチウム溶液に吸収させる吸収器と、前記冷媒蒸気を吸収して低濃度となった臭化リチウム溶液を加熱してこの溶液中の冷媒を蒸発させて濃度が濃くなった臭化リチウム溶液を前記吸収器に供給する再生器と、この再生器で発生した冷媒蒸気を凝縮させて凝縮液化した冷媒を前記蒸発器に供給する凝縮器とを備え、かつ、蒸気生成器で生成される蒸気の一部が熱源として前記再生器に投入される吸収冷凍機の起動方法であって、前記再生器への熱源蒸気の投入ラインを通る蒸気流量を調節する蒸気流量調節弁の開度を、単位時間当たりの蒸気投入量が前記再生器での定格蒸気消費量以上に過剰投入される開度とし、この開度下での前記再生器への投入蒸気量が予め定められた最大蒸気量に達した段階以降は、前記蒸気流量調節弁の開度を前記定格蒸気消費量に見合う開度とすることを特徴とする吸収冷凍機の起動方法。
IPC (2件):
F25B 15/00 306
, F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 306 A
, F25B 15/00 306 C
Fターム (11件):
3L093AA01
, 3L093BB23
, 3L093BB29
, 3L093CC05
, 3L093DD01
, 3L093EE11
, 3L093GG03
, 3L093HH11
, 3L093JJ02
, 3L093KK03
, 3L093LL03
引用特許: