特許
J-GLOBAL ID:200903021173330440

金属ナトリウムをガラス形態で固定化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 登夫 ,  河野 英仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-174716
公開番号(公開出願番号):特開2004-037458
出願日: 2003年06月19日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】金属ナトリウムをガラス形態で固定化する方法、特に放射性元素を含有する金属ナトリウムを封じ込める方法【解決手段】ガラス状マトリックス前駆体、金属状態のナトリウム、及び導入される金属ナトリウムを確実に酸化させるのに十分な量の酸化鉄Fe2O3を分散した形態で反応装置内に導入する導入過程と、これらの均質な混合物を製造する混合過程と、得られた混合物を1000〜1600°Cの間の温度に加熱することにより、前記導入したナトリウムが酸化ナトリウムの状態で含まれる、均質な溶融状態の混合物を作る加熱処理過程と、該加熱処理過程にて得られた溶融混合物を回収して冷却することにより、前記反応装置内に導入したナトリウムが当該ガラス状マトリックスの酸化物の成分として組み込まれた、均質な構成のガラス状マトリックスを得る冷却過程とを含む。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
金属ナトリウムをガラス形態で固定化する方法において、 ガラス状マトリックス前駆体、金属状態のナトリウム、及び導入される該金属ナトリウムを確実に酸化させるのに十分な量の酸化鉄Fe2O3を、分散した形態で反応装置内に導入する導入過程と、 分散した形態のガラス状マトリックス前駆体、金属ナトリウム及び酸化鉄Fe2O3を前記反応装置内で互いに接触させて、これらの均質な混合物を製造する混合過程と、 得られた混合物を1000〜1600°Cの間の温度に加熱して、前記導入したナトリウムが酸化ナトリウムの状態で含まれる均質な溶融状態の混合物を作る加熱処理過程と、 該加熱処理過程にて得られた溶融混合物を回収して冷却し、前記反応装置内に導入したナトリウムがガラス状マトリックスの酸化物の成分として組み込まれた均質な構成のガラス状マトリックスを得る冷却過程と を含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
G21F9/30
FI (2件):
G21F9/30 519C ,  G21F9/30 551A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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