特許
J-GLOBAL ID:200903021181804176

パイロットキック式電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-098001
公開番号(公開出願番号):特開平8-270827
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 可動鉄心を短くしてコンパクトなパイロットキック式電磁弁の提供すること。また、直動式電磁弁との部品の共通化によって製作コストを軽減させること。【構成】 本発明のパイロットキック式電磁弁は、ソレノイド4への通電により発生した磁力によって可動鉄心22が固定鉄心7に引かれて上昇するが、その際可動鉄心22がピン結合された遊びの分だけ上昇し、次いで可動鉄心22に備えられたパイロット弁体30の離間によりパイロット孔27が開通し、パイロット弁室26内の流体が流出することによる圧力とのバランスにより、主弁体保持部材23を駆動させ主弁体25が主弁座15から離間するものであるが、可動鉄心22が短いものであっても小さい磁力が可動鉄心22及び主弁体保持部材23に有効に働くよう、ソレノイド4に生じる磁界によって可動鉄心22のみならず、主弁体保持部材23も励磁されるよう磁性体材料によって形成されたものである。
請求項(抜粋):
ソレノイドが係設され、流出ポートと流入ポートとの間を連通する主弁座を形成してなる本体と、前記主弁座に当接する主弁体を備え、パイロット弁室と前記流出ポートとを連通させるパイロット孔が形成された主弁体保持部材と、前記パイロット孔を開閉するパイロット弁体を備え、そのパイロット弁体が接離可能な程度の遊びを設けて前記主弁体保持部材にピン結合された可動鉄心と、前記可動鉄心とスプリングを介して係設された固定鉄心とを有し、前記主弁体保持部材には前記パイロット弁室内の流体圧による閉弁力と前記弁室内の流体圧による開弁力とが作用し、前記可動鉄心の駆動によりパイロット弁室内の流体が開弁したパイロット弁孔から流出し、前記パイロット弁室の減圧に伴い前記弁室内の流体圧によって前記主弁体保持部材が駆動して主弁体が主弁座から離間するパイロットキック式電磁弁において、前記ソレノイドが通電された場合には、そのソレノイドに生じる磁界によって前記可動鉄心と共に、その可動鉄心にピン結合された主弁体保持部材も励磁されるよう主弁体保持部材が磁性体材料によって構成されていることを特徴とするパイロットキック式電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/42 ,  F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06
FI (3件):
F16K 31/42 Z ,  F16K 31/06 305 J ,  F16K 31/06 305 V

前のページに戻る