特許
J-GLOBAL ID:200903021189823838

自動車用クラッチの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-286753
公開番号(公開出願番号):特開平6-117454
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 自動車の発進時におけるエンジン等の状態に対応して電磁パウダークラッチへ供給する励磁電流を増減させ、理想的なクラッチの繋がり状態を得ることを目的とする。【構成】 電磁パウダークラッチ3を用いた変速機2に設けられて電磁パウダークラッチ3への励磁電流を制御する制御回路4では、シフト位置検出手段9により変速機が前進または後退位置にあることが確認され、且つ、車速検出手段8により停止状態が確認され、且つ、アクセル検出手段6によりアクセルが踏み込まれていることが確認されたときに、スロットル検出手段7により検出したスロットル開度値により目標エンジン回転数を算出し、その目標回転数とエンジン回数検出手段5により検出された実際のエンジン回転数とを比較して、目標エンジン回転数に合うように電磁パウダークラッチ3への励磁電流値を増減させる。
請求項(抜粋):
非通電状態のとき開放し、励磁電流の通電によって締結する電磁パウダークラッチをクラッチ機構に用いた変速機に設けられて、前記電磁パウダークラッチへの励磁電流を制御する自動車用クラッチの制御装置において、変速機のシフト位置検出手段と、自動車が走行中かどうか判断する車速検出手段と、運転者がアクセルを踏んだことを判別するアクセル検出手段と、スロットル開度を検出するスロットル検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段とに接続され、前記変速機の前進または後退位置を前記シフト検出手段により検出し、自動車が走行中でないことを前記車速検出手段により判別し、運転者がアクセルを踏んだことを前記アクセル検出手段により判別したときに、前記スロットル検出手段により検出したスロットル開度値により、クラッチを繋ぎたい目標エンジン回転数を算出し、その目標エンジン回転数と前記エンジン回転数検出手段により検出された実際のエンジン回転数とを比較して、前記目標エンジン回転数に合うように電磁パウダークラッチへの励磁電流値を増減させて、電磁パウダークラッチの締結力を制御する制御回路を備えたことを特徴とする自動車用クラッチの制御装置。
IPC (2件):
F16D 37/02 ,  B60K 23/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-213730
  • 特開昭61-206830

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