特許
J-GLOBAL ID:200903021191543206

損耗センサ付き切削工具の信号処理装置および信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 (外2名) ,  稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-339549
公開番号(公開出願番号):特開2001-157949
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】センサラインからの抵抗値信号に基づき切削工具の寿命を判定するには、抵抗値信号からセンサラインの摩耗を示す真の信号成分を取り出さなければならないという課題があった。【解決手段】損耗センサの出力を所定のサンプリング周期ごとにサンプリングする(ステップS1)。そして得られたデータをメジアンフィルタに通してノイズを除去する(ステップS2)。さらにノイズが除去されたデータを分離フィルタに通す(ステップS3)。分離フィルタでは、ノイズが除去されたデータから、時系列的に減少するデータが分離されて取り除かれる。その結果、センサの抵抗値変化を表わす真のデータが得られる。そのデータにカウンタ関数処理を行って(ステップS4)。何本のセンサラインが摩耗により切断したかを判別し、所定本数のセンサラインが摩耗したときに寿命と判別する(ステップS5)。
請求項(抜粋):
切削工具の刃先に切削による摩耗や折損を検知するセンサが設けられた損耗センサ付き工具のための信号処理装置であって、損耗センサの出力を所定のサンプリング周期ごとにサンプリングして計測データを得る手段と、得られた計測データからノイズを除去するノイズ除去手段と、ノイズが除去されたデータから、時系列的に減少するデータを分離する減少データ分離手段と、減少データが分離された処理データに基づいて、損耗センサ付き切削工具の摩耗量や折損を判定する手段と、を含むことを特徴とする信号処理装置。
IPC (3件):
B23Q 17/09 ,  B23B 27/00 ,  B23B 27/16
FI (3件):
B23Q 17/09 B ,  B23B 27/00 D ,  B23B 27/16 Z
Fターム (4件):
3C029DD01 ,  3C029DD08 ,  3C046BB01 ,  3C046EE01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (12件)
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