特許
J-GLOBAL ID:200903021204445748

ミラードディスク管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-132211
公開番号(公開出願番号):特開平8-328753
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 ミラードディスクの運用開始時に信頼のおけるディスクの選択や最新のボリュームデータによるミラードディスクのリカバリを行う。【構成】 物理ディスクのシステム領域の未使用部分の二重化管理情報に、物理ディスクに対する書き込みごとに更新されるタイムスタンプ32と、物理ディスクが使用中であるか示すディスク状態33と、ミラーリングしている物理ディスクのエラー情報を示す相手ディスクエラー情報35とを設ける。そして、ミラードディスクの運用開始時にタイムスタンプ32,ディスク状態33,相手ディスクエラー情報35を用いた3段階のミラードディスクのボリュームデータチェックを行う。これにより、システムクラッシュ,システムストールおよび電源断等により、ミラードディスクを構成する物理ディスク間のデータの整合が確定できない場合に、ボリュームデータの信頼性を向上できる。
請求項(抜粋):
複数の物理ディスクと、前記物理ディスクを制御する磁気ディスク装置と、前記磁気ディスク装置とファイルシステムの間に挿入されデータの読み書きを前記複数の物理ディスクに多重化して行うミラーディスク管理方式であって、前記複数の物理ディスクごとに物理ディスクのシステム領域の未使用部分に、それぞれ前記物理ディスクの使用の開始・終了で更新するディスク状態情報と、前記物理ディスクに対するデータの読み書きでアクセスに失敗した場合に更新される相手ディスクエラー情報と、前記物理ディスクに対するデータの書き込みごとに更新される時刻情報とからなる同一内容の二重化管理情報を備え、システムクラッシュ,システムストールおよびシステム電源断後のシステムリブートで物理ディスクの二重化管理情報の相手ディスクエラー情報,タイムスタンプ,ディスク状態の順番に参照・更新することを特徴とするミラードディスク管理方式。

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