特許
J-GLOBAL ID:200903021205815573
海底のリサージェンスの淡水を捕集する捕集装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 鶴田 準一
, 島田 哲郎
, 廣瀬 繁樹
, 水本 義光
, 丹羽 匡孝
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-525652
公開番号(公開出願番号):特表2009-504947
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
特にカルストの網状組織から導出された海面下で湧出する水源からの淡水を回収することのできる、海底のリサージェンスの淡水の捕集用の装置であって、リサージェンス2を隔離するため、海底5に係留されるとともに、この捕集装置の上方部分が常時大気中に出ていることができるよう海面3まで延びている流体密な壁1と、塩水7を外に出すことができるようにこの壁の下方部分に配置された弁6とが組み合わされていることと、淡水8の採取は、淡水の表面に浮遊する装置11の上に設置されたポンプ手段10によってなされることと、この捕集装置は、リサージェンスの流量をリアルタイムに制御するために流路の出口に設置されていて、流出速度を制御センタに直接的に伝達する一つまたは複数の流速計からなるシステムを備えていることと、堰止設備(円形または半円形の包囲海域)は、合計内部体積(容積)が、V=Qh/2またはV>Qh/2に従うこととを特徴とする(ただし、Vは包囲海域の全体積であり、Qhは水源からの単位時間当たりの平均流量である)装置である。堰止設備(円形または半円形の包囲海域)は、この堰止設備によって捕集される水源の瞬間的累積流量が、所定の値を超えるとすぐにシステムを開放して停止させることのできる自動制御・警告システムを備えている。
請求項(抜粋):
特にカルストの網状組織から導出される海面下で湧出する水源からの淡水を回収することを可能とする、海底のリサージェンスの淡水を捕集する捕集装置であって、
一つまたは複数の前記リサージェンス(2)を隔離する流体密な壁(1)を備え、前記流体密な壁は、前記捕集装置の上方部分が常時大気中に出ているように前記海底(5)に係留されており、
前記捕集装置は、前記流体密な壁の下方部分に配置された弁(6)を備えていて塩水(7)を流出させることを可能とし、淡水(8)の採取は、前記淡水の表面に浮遊する装置(11)上に設置されたポンプ手段(10)によってなされており、
前記捕集装置は、流路の出口に設置されていて流出速度を制御センタに直接的に伝達する一つまたは複数の流速計から構成されていて、水源の流量をリアルタイムに制御するシステムを備えており、
堰止設備(円形または半円形の包囲海域)は、当該堰止設備によって捕集される前記水源の瞬間的累積流量が所定の値を超えるとすぐにシステムを開放して停止させる自動制御・警告システムを備えることを特徴とする捕集装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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