特許
J-GLOBAL ID:200903021208086653

熱可逆性記録材料、その材料を用いた熱可逆性記録媒体、及び記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222324
公開番号(公開出願番号):特開平6-064318
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 透明状態をなす温度範囲を広くし、また、透明状態及び不透明状態のコントラストを大きくした熱可逆性記録材料、並びにサーマルヘッド等の加熱手段により印字記録でき、しかも同じ記録媒体に繰り返し直接目に見える形で印字記録することのできる熱可逆性記録媒体、及びその記録方法を提供する。【構成】 本発明の熱可逆性記録材料には、マトリクス材として、ポリビニルアセタールと組み合わせて、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシ化合物、アルデヒド化合物、イソシアン酸化合物から選ばれたものを使用し、このマトリクス材に対して炭素数10〜40の飽和カルボン酸及び/又はその誘導体を混合したものが用いられる。この熱可逆性記録材料は、図1に示す徐冷却又は急冷却による冷却速度の差及び加熱温度範囲により透明・不透明状態を制御することができ、熱可逆性記録媒体に使用できる。
請求項(抜粋):
マトリクス材及び有機低分子化合物を含み熱履歴により透明度が変化する熱可逆性記録材料において、マトリクス材としてポリビニルアセタール及びエポキシ樹脂を同時に含み、有機低分子化合物を飽和カルボン酸及び/又は該飽和カルボン酸の誘導体とすることを特徴とする熱可逆性記録材料。
IPC (4件):
B41M 5/26 ,  B42D 15/10 ,  C09K 9/02 ,  G09F 9/00

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