特許
J-GLOBAL ID:200903021217960862

圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301577
公開番号(公開出願番号):特開平10-141227
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 冷凍冷蔵装置や空調機等に使用される圧縮機において、圧縮機の耐久性及び効率を向上させることを目的とする。【解決手段】 シリンダ14上部に供給穴14aを形成し、かつピストン15表面にスライド方向に油溝15aを1本、ピストン15両端面から10mm以内に油溝15bを2本形成して連結させたシリンダとピストンとの摺動部への給油路を形成すると共に、ピストン15の表面にNH3ガス中の水分含有量が3〜10%であるガス窒化処理と水蒸気処理を施し、全膜厚が20〜30μm以上からなる窒素と酸素を含有する固溶層15dとその上に酸化皮膜層15eを形成することにより、圧縮機の高耐久性と高効率が得られる。
請求項(抜粋):
電動モータと連結するシャフトと、その一端の軸受け部が前記シャフトに取り付けられたコンロッドと、前記コンロッドの他端の軸受け部に取り付けられたピストンピンと前記ピストンピンに固定されたピストンと、前記ピストンと一体で圧縮室を形成するシリンダとを備えてなる圧縮機の構成要素において、シリンダ上部に貫通穴を形成し、かつピストン表面に油溝をピストンのスライド方向へ1本、、ピストン両端面から10mm以内に2本形成して前記油溝を連結させたシリンダとピストンとの摺動部への給油路を形成すると共に、ピストンの表面にNH3ガス中の水分含有量が3〜10%であるガス窒化処理と水蒸気処理を施し、全膜厚が20〜30μm以上からなる窒素と酸素を含有する固溶層とその上に酸化皮膜層を形成したことを特徴とする圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/00 107 ,  F04B 39/02
FI (2件):
F04B 39/00 107 Z ,  F04B 39/02 S

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