特許
J-GLOBAL ID:200903021231294883

ポリウレタン製制振用成形物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 泰一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193911
公開番号(公開出願番号):特開平7-025963
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 熱融着施工性と施工後の耐熱変形性の両方を兼ね備え、しかも従来の制振用成形物のもつ制振機能よりも優れた制振機能を発揮する制振材を可能ならしめるポリウレタン製制振用成形物を提供する。【構成】 イソシアネート中のイソシアネート基の一部を制振材の熱融着施工後の耐熱温度より高い沸点をもつブロック剤でブロック化したイソシアネートと、該イソシアネート中で、上記を除く非ブロック化イソシアネート基との反応当量より所要過剰の活性水素基を有するポリオール成分とを室温下において第1段階重付加反応させてなる、ブロック化イソシアネート基と残存活性水素基とを含有するシート状ポリウレタン製制振用成形物であって、前記非ブロック化イソシアネート基を除くイソシアネート基とのイソシアネートインデックスを100より低い方にずらし、所望の半融解樹脂特性を示すような点に調整して反応させる。
請求項(抜粋):
イソシアネート中のイソシアネート基の一部を制振材の熱融着施工後の耐熱温度より高い沸点をもつブロック剤でブロック化したイソシアネートと、該イソシアネート中で、ブロック化したイソシアネート基を除く非ブロック化イソシアネート基との反応当量より所要過剰の活性水素基を有するポリオール成分とを室温下において第1段階重付加反応させてなる、ブロック化イソシアネート基と残存活性水素基とを含有するシート状ポリウレタン製制振用成形物であって、該成形物は前記第1段階重付加反応において非ブロック化イソシアネート基を除くイソシアネート基とのイソシアネートインデックスを100より低い方にずらし、該第1段階重付加反応によるシート状ポリウレタン製成形物を熱融着施工する際、所望の半融解樹脂特性を示すような点に調整して反応させ、かつ、第1段階重付加反応によるシート状ポリウレタン製制振用成形物の熱融着施工時においてその施工熱によって前記ブロック化イソシアネート基が熱解離して再生したイソシアネート基と前記残存活性水素基との第2段階重付加反応によって熱硬化性となり、所望の温度で耐熱変形性を発現する機能を保有することを特徴とするポリウレタン製制振用成形物。
IPC (5件):
C08G 18/08 NDZ ,  B29C 39/00 ,  B32B 15/08 ,  B29K 75:00 ,  B29L 31:30

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