特許
J-GLOBAL ID:200903021242026058

自動二輪車用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163665
公開番号(公開出願番号):特開平5-330309
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】高速回転によるタイヤの外径成長を抑制することによってトレッド部の発熱を防止し、高速耐久性を向上すると共に、直進走行時の曲げ剛性を小さくして接地性を上げると共にコーナリングパワーを低くして操縦安定性性を向上させる。【構成】カーカス6は、そのカーカスコードをラジアル配列とし、ベルト層7はベルトプライ11を引張弾性率600kg/ mm2以上のベルトコードをスパイラル状に巻回することにより形成するとともに、該ベルトプライ11は、トレッド巾TWの0.15〜0.25倍以下の距離をタイヤ赤道から隔てる点Pよりも内側に位置する中央領域Mにおけるベルトコード引張弾性率を、前記点Pよりも外側のショルダ領域Sにおける前記弾性率の0.8〜0.9倍にしている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返す1枚以上のカーカスプライからなるカーカスと、該カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配される1枚以上のベルトプライからなるベルト層とを具えた自動二輪車用タイヤであって、前記カーカスプライは有機繊維を用いたカーカスコードをタイヤ赤道に対して60〜90度の角度で配列し、かつ前記ベルトプライは引張弾性率600kg/ mm2以上のコードにゴム引きしたベルトコードをタイヤ赤道に対して略平行にスパイラル状に巻回するとともに、該トレッド部を該トレッド部の外縁間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾(TW)の0.25倍以上かつ0.35倍以下の距離をタイヤ赤道(C)からタイヤ軸方向に隔てる点(P)を基点として該点(P)よりも内側に位置する中央領域(M)と前記点(P)よりも外側の領域であるショルダ領域(S)とに仮想区分するとともに、前記ベルトプライは、前記ベルトコードの引張弾性率を中央領域(M)はショルダー領域(S)よりも小さく、かつその比を0.8以上かつ0.9以下としたことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/22

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