特許
J-GLOBAL ID:200903021258919451

海水接触構造物の防汚装置およびその性能劣化監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296988
公開番号(公開出願番号):特開2001-115427
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 陽極形成部材および電気的触媒等の経時的または外的な要因による問題の発生の有無および部位等を確実かつ容易に把握することができる海水接触構造物の防汚装置およびその性能劣化監視方法を提供する。【解決手段】 熱交換器2の管板2a上には絶縁性接着剤3を介して陽極側導電体4が設けられている。陽極側導電体4は、陽極形成部材5と、陽極形成部材5上に被覆された電気的触媒6とを有している。水室13の側壁上には陰極側導電体8が設けられている。外部直流電源7は、電気的触媒6を介して海水15中で塩素ガスを実質的に発生させないで酸素を発生させるよう、正極7aと負極7bとの間に形成される通電回路の電位を制御する。電流監視装置9は、各陽極側導電体要素4a,4bに流れる電流をそれぞれ監視する。判定装置10は、電流監視装置9からの出力データ(積算電流値または電流値の変化)に基づいて各陽極側導電体要素4a,4bの耐用状態(健全性および性能劣化等)を判定する。
請求項(抜粋):
海水接触構造物への海生生物の着生を抑制する海水接触構造物の防汚装置において、海水接触構造物の海水側表面上に絶縁部を介して設けられた陽極側導電体であって、電気化学的に活性な電気的触媒を有する陽極側導電体と、海水中に設けられた陰極側導電体と、前記陽極側導電体に正極が接続されるとともに前記陰極側導電体に負極が接続された外部電源であって、前記陽極側導電体の前記電気的触媒を介して海水中で酸素を発生させるよう前記正極と前記負極との間の電位を制御する外部電源と、前記陽極側導電体に流れる電流を監視する電流監視装置と、前記電流監視装置による監視結果に基づいて前記陽極側導電体の耐用状態を判定する判定装置とを備えたことを特徴とする海水接触構造物の防汚装置。
IPC (5件):
E02B 1/00 301 ,  C02F 1/00 ,  C02F 1/46 ,  C23F 15/00 ,  C25B 1/04
FI (5件):
E02B 1/00 301 A ,  C02F 1/00 U ,  C02F 1/46 Z ,  C23F 15/00 ,  C25B 1/04
Fターム (23件):
4D061DA09 ,  4D061DB03 ,  4D061EA02 ,  4D061EB01 ,  4D061EB04 ,  4D061EB14 ,  4D061EB30 ,  4D061EB31 ,  4D061EB33 ,  4D061EB37 ,  4D061EB39 ,  4D061EB40 ,  4D061GA12 ,  4D061GC11 ,  4K021AA01 ,  4K021DA13 ,  4K021DC15 ,  4K062AA10 ,  4K062DA10 ,  4K062EA05 ,  4K062FA01 ,  4K062FA16 ,  4K062FA18

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