特許
J-GLOBAL ID:200903021261476447

合成ガスの製造方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-545785
公開番号(公開出願番号):特表2002-512933
出願日: 1999年04月29日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】生物有機体および/または残留物のガス化装置では、合成ガスが生成され、その一部が燃焼し、その燃焼熱が改質装置へ送られる。改質装置では、化石性炭化水素が合成ガスに転化し、ガス化装置で生成された合成ガスと混合される。本発明による方法および装置は、大きな冷ガス収量をもたらし、生成された合成ガス(水素と一酸化炭素)1キログラム当たりの二酸化炭素生成量は小さい。ガス化装置と改質装置は完全に一体ではないため、H2/CO比を広い範囲にわたって調整できる。本発明による装置は、改質装置とガス化装置のガス放出口が分岐管で接続されているだけなので、比較的構造が単純で、信頼性が高い。本発明における改質装置とガス化装置の組み合わせにより、化石性燃料から、収量維持が可能な炭化水素資源へ、段階的に移行できる。さらに、生物有機体を利用するガス化装置で生成される合成ガスの品質は、改質装置からの合成ガスを混合することによって改善できる上、材料の供給を制御すれば、合成ガスの組成(H2/CO比)を自由に調整できる。
請求項(抜粋):
第一の炭化水素と酸化材をガス化装置へ送り、ガス化装置から合成ガスを放出する工程と、第二の化石性炭化水素と蒸気を改質装置へ送り、改質装置から合成ガスを放出する工程と、さらに、ガス化装置で生成した合成ガスと改質装置で生成した合成ガスを混合する工程から成る炭化水素から合成ガスを製造する方法において、第一の炭化水素が生物有機体および/または残留物を含有することと、ガス化装置から放出される合成ガスの一部を燃焼させることと、その過程で発生する熱が改質装置に供給されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C01B 3/38 ,  C10J 3/54
FI (2件):
C01B 3/38 ,  C10J 3/54 E
Fターム (10件):
4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB03 ,  4G040EB31 ,  4G040EB42 ,  4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB03 ,  4G140EB31 ,  4G140EB42

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