特許
J-GLOBAL ID:200903021261510343

起毛経編地

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143562
公開番号(公開出願番号):特開平9-302560
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 ニードルループを効果的に起毛し、分厚くボリューム感のある起毛経編地を得る。【解決手段】 フロント筬とミドル筬に編み込まれる地糸12・13に構成される地編地に、単糸繊度が0.5デニール以下であって地糸12・13を構成する繊維よりも細い極細繊維を有する被起毛糸11を、フロント筬およびミドル筬がスイングするウェール間の数よりも2ウェール分以上多い数ウェール間をスイングするバック筬で編み込んでニードルループ21を形成して編成される経編地14のニードルループ面に起毛処理を施す。経編地14の各コースにおけるフロント筬とミドル筬のスイング方向を逆方向にし、地糸12・13の編目が開き目とし、被起毛糸11の編目が閉じ目とし、被起毛糸11には単糸繊度2デニール以上の熱収縮性繊維を混用し、その熱収縮性繊維を収縮させると被起毛糸11の極細繊維のニードルループ(21)を効果的に掻き起こすことが出来、緻密で分厚くボリューム感のある起毛経編地が得られる。
請求項(抜粋):
フロント筬によって編み込まれる地糸によって構成される地編地に、単糸繊度が0.5デニール以下であって地糸を構成する繊維よりも細い極細繊維を有する被起毛糸を、フロント筬がスイングするウェール間の数よりも多い数ウェール間をスイングするバック筬によって地編地に編み込んで編成される経編地のニードルループ面に起毛処理が施されており、被起毛糸の有する極細繊維の起毛毛羽がニードルループ面の表面全体を覆っていることを特徴とする起毛経編地。
IPC (2件):
D04B 21/04 ,  D06C 11/00
FI (2件):
D04B 21/04 ,  D06C 11/00 Z

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