特許
J-GLOBAL ID:200903021263799219

ペプチドの同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 速水 進治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-260874
公開番号(公開出願番号):特開2009-092411
出願日: 2007年10月04日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】ペプチドからより多くの情報量を取得し、データベース上のペプチドを特定することのできるペプチドの同定手法。【解決手段】ペプチドのC末端からアミノ酸を逐次的に分解し、C末端からアミノ酸残基が欠損したC末端欠損ペプチドを得る。C末端欠損ペプチドの分子量と、ピログルタミル化ペプチドの分子量とをそれぞれ測定する。C末端欠損ペプチドの分子量と、ペプチドの分子量との差を算出することにより、C末端欠損ペプチドの逐次的分解による分子量の減少量を求める。減少量に対応する分子量を有するアミノ酸を選択することにより、ペプチドのC末端から所定の数のアミノ酸を同定する。データベースに記録された一連の既知アミノ酸配列の中から、同定された所定の数のアミノ酸から構成されるペプチドのC末端アミノ酸配列と一致するC末端アミノ酸配列を有する既知アミノ酸配列を抽出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
解析対象とするペプチドのアミノ酸配列を同定するペプチドの同定方法であって、 前記ペプチドのC末端からアミノ酸を逐次的に分解し、前記C末端からアミノ酸残基が欠損したC末端欠損ペプチドを得るステップと、 前記C末端欠損ペプチドを得る前記ステップと並行して、前記ペプチドを脱水処理により所定の位置で切断し、N末端のアミノ酸残基が分子内脱水された脱水型ペプチドを得るステップと、 前記C末端欠損ペプチドの分子量と、前記脱水型ペプチドの分子量とをそれぞれ測定するステップと、 前記C末端欠損ペプチドの分子量と、前記ペプチドの分子量との差を算出することにより、前記C末端欠損ペプチドの逐次的分解による分子量の減少量を求めるステップと、 前記減少量に対応する分子量を有するアミノ酸を選択することにより、前記ペプチドの前記C末端から所定の数のアミノ酸を同定するステップと、 データベースに記録された一連の既知アミノ酸配列の中から、同定された所定の数のアミノ酸から構成される前記ペプチドのC末端アミノ酸配列と一致するC末端アミノ酸配列を有する前記既知アミノ酸配列を抽出するステップと、 抽出された前記既知アミノ酸配列の中から前記脱水型ペプチドの測定結果に基づいて一の既知アミノ酸配列を選択するステップと、 を含むことを特徴とするペプチドの同定方法。
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  G01N 33/68
FI (3件):
G01N27/62 V ,  G01N33/68 ,  G01N27/62 D
Fターム (17件):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041DA05 ,  2G041DA16 ,  2G041FA12 ,  2G041FA13 ,  2G041GA02 ,  2G041GA03 ,  2G041GA05 ,  2G041GA06 ,  2G041GA08 ,  2G041GA09 ,  2G041JA02 ,  2G041LA07 ,  2G045BA11 ,  2G045DA36 ,  2G045GC07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 国際公開第2005-078447号パンフレット

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