特許
J-GLOBAL ID:200903021264328430

スラグフォーミングを抑制できる溶鋼処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-217775
公開番号(公開出願番号):特開2008-038232
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】溶鋼処理中におけるスラグフォーミングを抑制できる溶鋼処理方法を提供する。【解決手段】転炉内において吹き下げられた溶鋼に対して、取鍋内において炭素を投入することにより、この溶鋼の炭素含有量を上昇せしめる溶鋼処理方法において、前記投入の一部又は全部は、炭素含有量C[wt%]が70を超える物質によるものとする。この物質の投入により添加される炭素の重量としての炭素添加重量Wc[kg/tonSteel]と、溶鋼処理の終了時点におけるスラグ中のCaO含有量[wt%]を同じくAl2O3含有量[wt%]で除した比としての溶鋼処理終了時比C/Aと、が下記式の何れかを満足するように溶鋼処理終了時比C/Aを制御する。Wc<0.4のとき、Wc×1.7+0.6≦C/A≦2.0...(1)0.4≦Wc<1.5のとき、Wc×0.2+1.2≦C/A≦2.0...(2)1.5≦Wcのとき、1.5≦C/A≦2.0...(3)【選択図】図1
請求項(抜粋):
転炉内において炭素含有量C[wt%]が少なくとも0.1以下となるまで吹き下げられた溶鋼に対して、取鍋内において炭素を投入することにより、この溶鋼の炭素含有量C[wt%]を上昇せしめて所望の炭素含有量C[wt%]とする、溶鋼処理方法において、 取鍋内における炭素の前記投入の一部又は全部は、炭素含有量C[wt%]が70を超える物質の投入によるものとし、 この物質の投入により添加される炭素の重量としての炭素添加重量Wc[kg/tonSteel]と、 溶鋼処理の終了時点における、取鍋内の溶鋼上に浮設されているスラグ中の、CaO含有量[wt%]を、同じくAl2O3含有量[wt%]で除した比としての溶鋼処理終了時比C/Aと、 が下記式(1)〜(3)の何れか一を満足するように前記溶鋼処理終了時比C/Aを制御する、ことを特徴とする溶鋼処理方法 Wc<0.4のとき、Wc×1.7+0.6≦C/A≦2.0・・・(1) 0.4≦Wc<1.5のとき、Wc×0.2+1.2≦C/A≦2.0・・・(2) 1.5≦Wcのとき、1.5≦C/A≦2.0・・・(3)
IPC (1件):
C21C 7/00
FI (2件):
C21C7/00 J ,  C21C7/00 101A
Fターム (16件):
4K013AA09 ,  4K013BA00 ,  4K013BA03 ,  4K013BA17 ,  4K013CD07 ,  4K013CF01 ,  4K013CF13 ,  4K013DA08 ,  4K013DA14 ,  4K013EA03 ,  4K013EA05 ,  4K013EA19 ,  4K013EA20 ,  4K013EA30 ,  4K013EA32 ,  4K013FA05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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