特許
J-GLOBAL ID:200903021266432057

車両の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大庭 咲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289224
公開番号(公開出願番号):特開2001-105822
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 車両の急旋回時などに、車体のロール角が増大することを抑える。【解決手段】 制御回路ユニット20は、プログラム処理により、上下加速度センサ21〜24、ストロークセンサ31〜34などの検出値に応じて各ショックアブソーバ11〜14の目標減衰係数をそれぞれ決定し、同ショックアブソーバ11〜14の減衰係数を前記決定した目標減衰係数にそれぞれ設定する。また、制御回路ユニット20は、荷重センサ41〜44により検出された荷重のうちで最大荷重の車輪位置のショックアブソーバに対する目標減衰係数を高く修正する。これにより、前記車輪に対する過渡的な荷重移動が大きくなり、この車輪位置の荷重とコーナリングフォースとの関係は非線形領域に入って車両全体のコーナリングフォースが減少するので、車輪は横滑りして車体のロール角の増大を防止する。
請求項(抜粋):
車両の各車輪位置にてばね下部材とばね上部材との間にそれぞれ介装されて減衰力を変更可能とする複数のショックアブソーバを有する車両に適用され、同複数のショックアブソーバの減衰力をそれぞれ制御する車両の減衰力制御装置において、各車輪が分担する荷重をそれぞれ検出する荷重検出手段と、前記荷重検出手段により検出された各車輪位置の荷重のうち最も大きな荷重を分担する車輪位置のショックアブソーバの減衰力を高減衰力に設定する高減衰力設定手段とを設けたことを特徴とする車両の減衰力制御装置。
Fターム (11件):
3D001AA03 ,  3D001BA01 ,  3D001DA17 ,  3D001EA01 ,  3D001EA02 ,  3D001EA34 ,  3D001EA41 ,  3D001EB15 ,  3D001EB32 ,  3D001EC06 ,  3D001ED02

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