特許
J-GLOBAL ID:200903021271965608

非常用炉心冷却系の補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141923
公開番号(公開出願番号):特開平7-005286
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】非常用炉心冷却系が作動せず又は作動が不十分な場合でも炉心溶融事故の発生を防止できる非常用炉心冷却系の補助装置を提供する。【構成】冷却材喪失事故等が発生しかつECCSが作動しないと過熱蒸気が炉心上部7に流出する。この熱によって可溶栓8のカラー24の温度が上昇して溶融し受け皿25に拡がり、プレート21はボルト頂部22aがフランジ9aに当接するまで落下して可溶栓8は開栓する。また自動減圧装置15が作動して圧力容器2内の減圧が進んで水プール5の静水圧より小さくなると、冷却水は可溶栓8から炉心上部7に注入を開始する。これによって炉心3内の燃料棒14は冷却されて、炉心3の損傷・溶融が防止される。
請求項(抜粋):
原子炉の圧力容器内における炉心の上方に配置され高温で溶融し開栓する可溶栓と、前記圧力容器外の前記炉心より高い位置に配置された水源と、前記可溶栓と前記水源とを連結する注水配管とを備え、前記圧力容器内の蒸気が所定温度に達すると前記可溶栓が開栓し前記水源から該炉心に注水する注水手段を有することを特徴とする非常用炉心冷却系の補助装置。

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