特許
J-GLOBAL ID:200903021278256360

自動変速機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003985
公開番号(公開出願番号):特開平7-205686
出願日: 1994年01月19日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機の変速開始時点を正確に検出し変速ショックを緩和すること。【構成】 AT(自動変速機)の油圧制御機構5は、入力軸回転速度の変化量に基づき電子制御回路3からの変速クラッチソレノイド制御信号DUTYで変速クラッチ54がトルク相突入時のクラッチ圧に維持される。この間に、電子制御回路3で入力軸回転速度の変化量に基づきトルク相と判定されると、変速クラッチ54の締結前で、車両や内燃機関の運転状態に基づく点火遅角量が算出され、その点火遅角量にてトルクダウン制御される。このトルクダウン実行直後からクラッチ圧が上昇される。このため、トルク相の判定が正確で、その点火遅角量が適切なものとなり、変速ショック低減が確実に実施される。
請求項(抜粋):
車両に搭載された自動変速機の変速時の入力軸回転速度の変化量に基づき、出力軸トルクが下降側に遷移するトルク相突入時を想定し、変速クラッチを前記トルク相突入時のクラッチ圧に維持するフィードバック制御手段と、前記フィードバック制御手段で前記変速クラッチが前記トルク相突入時のクラッチ圧に維持されている間にトルク相判定するトルク相判定手段と、前記車両の運転状態及び内燃機関の運転状態に基づきトルクダウンのための点火遅角量を算出する点火遅角量演算手段と、前記変速クラッチの締結前に、前記トルク相判定手段でトルク相と判定されると同時に、前記点火遅角量演算手段で算出された点火遅角量に基づきトルクダウンを行うトルクダウン実行手段と、前記トルクダウン実行手段によるトルクダウン実行直後に前記変速クラッチのクラッチ圧を上昇させるフィードフォワード制御手段とを具備することを特徴とする自動変速機制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/28 ,  F02D 29/00 ,  F02P 5/15 ,  F16H 61/04

前のページに戻る