特許
J-GLOBAL ID:200903021296747680

制動圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101593
公開番号(公開出願番号):特開平9-286323
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車両において緊急制動状態が検出された際に、通常時に比して大きな制動力を発生させる制動圧力制御装置に関し、アシスト油圧の立ち上がりの遅れによる制動力の効き遅れを防止することを目的とする。【解決手段】 マスタシリンダ圧PM/C (曲線?@)の変化率ΔPM/C (曲線?A)が第1の所定値αを超える場合に緊急制動操作が行われたと判断する。ΔPM/Cが第2の所定値β以下となった際にPM/C の昇圧変化が緩やかになったと判断しブレーキアシスト制御の必要性を判断する。通常制御が維持された場合ホイルシリンダ圧PW/C はPM/C に対して遅れて昇圧し始める(曲線?B)。通常制御を維持するよりもブレーキアシスト制御を開始した方がPW/C を急昇圧できる状況に至った後(時刻t3 )にブレーキアシスト制御を開始する(曲線?D)。
請求項(抜粋):
ブレーキ踏力に応じた制動力を発生させる通常制御と、通常制御時に比して大きな制動力を発生させるブレーキアシスト制御と、を実行する制動圧力制御装置において、ブレーキアシスト制御の実行開始を要求する緊急制動状態が検出された後、所定の遅延時間が経過した時点で前記ブレーキアシスト制御を開始する制御遅延手段を備えることを特徴とする制動圧力制御装置。
IPC (2件):
B60T 13/66 ,  B60T 8/32
FI (2件):
B60T 13/66 Z ,  B60T 8/32

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