特許
J-GLOBAL ID:200903021303690835

ビール抽出コック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-040586
公開番号(公開出願番号):特開平6-040492
出願日: 1991年02月13日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】本発明は、ビール抽出器であって、特に従来泡発生用のバルブステムの隙間の開き加減をコック操作の手加減で行っていたものを、専用泡発生ノズルを設けコック操作の手加減とは無関係にしたものである。すなわち、ビールの泡を出すビール噴出孔を小径で短い固定のサイズのものとし、そこからのビール泡を取り出す放出口をこの小径穴に比して充分に広くしたものである。そして、その第3と第4の発明はこの構成に加えるに、ビール抽出口とは別に泡抽出口を設けて残存泡がビール抽出口貫通孔内に存在しないようにしたものである。
請求項(抜粋):
下記に示すビールコックのボディー、該コックのボディーの内部に前後にスライド自在に嵌合する以下のバルブステム、該バルブステムの後方に設けられたものであってその一部が前後にスライド自在に嵌合する以下のバルブ、および上記のバルブステムを前後にスライドさせるものであってその支点が上記のボディーに半回転可能に保持されるコック、より構成されたことを特徴とするビール抽出コック。上記のボディーは、その内部にその長さ方向の貫通孔を有し、その貫通孔の中央付近から下部に向けたビール放出孔を有し、そのボディーの後部付近が外方への段差等の開閉部阻止部となっていて、該外方への段差等の開閉部阻止部から後端に伸びるバルブ収納部となっているものである。また、上記のバルブステムは、その先端が上記のボディーの前方の貫通孔に内接し、その他の部分は細い棒状であって、その棒状部分の後端付近にそのステムに略直角に設けられた鍔等のバルブ押圧手段が設けられていて、さらにそのバルブステムの後端からこの鍔等のバルブ押圧手段の位置の後端付近に至る先端のみが小径のオリフィスの泡発生ノズル孔を有し、該先端のみが小径のオリフィスの泡発生ノズル孔の先端からそのバルブステムの外部に通じるものであってその先端のみが小径のオリフィスの泡発生ノズル孔の先端より充分に太い泡発生直交放出孔が設けてあるものである。最後に、上記のバルブは、その後端が上記のバルブステムの後端に固着された保持部を有し、該保持部から前方に伸びるスプリングコイル等の弾性体を有し、該弾性体の先端に設けられたものであって且つ上記の貫通孔の段差等の開閉部阻止部の位置でその貫通孔と泡発生直交放出孔を開閉する開閉部からなるものである。

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