特許
J-GLOBAL ID:200903021305337318

車両車体の側面衝突対策構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 卓夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-090007
公開番号(公開出願番号):特開平9-254729
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 軽自動車のように自重が軽量で乗員の側外方スペースに余裕があまりない車両においても、側面衝突時に乗員の安全を確保できるようにする。【解決手段】 側面衝突にて生ずるセンタピラー各部位の曲げモーメントに合せてセンタピラー1を最小限必要とする強度に補強し、サイドシル3のセンタピラー1下端部結合部位周辺を側面衝突時に内側へ屈曲し易い構造とし、側面衝突時に、センタピラー1の下部がサイドシル3を内側へ押圧することにより、サイドシル3がフロアパネル4を座屈させつつ屈曲変形し、センタピラー1が上端のサイドレール2との結合部付近を支点として振り子のように車室内方向へ回動変位するよう構成した。このセンタピラー1の振り子のような動きで乗員は腰部付近を内側へ押し込まれ、乗員も振り子のように振られるが、胸部付近及び頭部がセンタピラー1に激突してダメージを受けるようなことはほとんどなくなる。
請求項(抜粋):
車両の側面衝突時に、センタピラーが、サイドシルを内側へ屈曲変形させつつ、上端のサイドレールへの結合部付近を支点として車室内方向へ振り子のように回動変位するよう構成したことを特徴とする車両車体の側面衝突対策構造。
IPC (3件):
B60R 21/02 ,  B62D 25/04 ,  B62D 25/20
FI (3件):
B60R 21/02 N ,  B62D 25/04 C ,  B62D 25/20 F

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