特許
J-GLOBAL ID:200903021309640163
超音波ドップラー血流計
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松村 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063345
公開番号(公開出願番号):特開平10-258054
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 CFモード像表示領域の移動の操作を簡単且つ迅速に行えるようにする。【解決手段】 臓器の左半分の血流像を表示しているときに、臓器の右半分の座標を操作パネルから入力すると、移動制御部は、CFモード走査を停止させると同時に、Bモード走査幅を超音波走査可能領域IVまで拡大させて、広視野角のBモード像とCFモード像表示枠IIとを表示させる。操作者が、拡大されたBモード像表示領域IのBモード像を参照しながら、操作パネルに移動先の座標を入力して、CFモード像表示枠IIを臓器の所望の部位まで移動させると、移動制御部は、CFモード像表示枠IIの移動先をCFモード像表示領域IIIと判断して、CFモード走査を再開させ、そのCFモード像表示領域IIIにCFモード像を表示させる同時に、このCFモード像表示領域IIIが内包されるようにBモード走査幅を縮小させたBモード像表示領域IにBモード像を表示させる。
請求項(抜粋):
被検生体中に超音波パルスを送信する送信手段と、送信した前記超音波パルスのエコーを受信する受信手段と、受信したエコーの信号を包絡線検波して白黒の断層像を生成するBモード像生成手段と、前記エコーの信号から前記被検生体中の血流速度,血流エコー強度,血流速度分散等の血流情報分布を表すカラー断層像を生成するCFモード像生成手段と、前記Bモード像生成手段及び前記CFモード像生成手段からそれぞれ出力される断層像を重ね合せて表示する画像合成手段と、操作者からの走査位置移動命令を入力する座標入力手段と、前記座標入力手段からの入力データに従ってBモード走査を行う範囲及びCFモード走査を行う範囲を制御する制御手段とからなる超音波ドップラー血流計において、前記制御手段は、前記座標入力手段から座標変更入力があったときには、座標変更期間であると見做して、CFモード走査を停止させることにより、Bモード走査のみを行わせ、且つ、Bモード走査範囲を前記座標変更期間でないときのBモード走査範囲よりも拡大させることを特徴とする超音波ドップラー血流計。
前のページに戻る