特許
J-GLOBAL ID:200903021314640767

自動車摩擦クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-282411
公開番号(公開出願番号):特開平7-180728
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】信頼性があり、できるだけ無段式に再調整することができ、液圧式クラッチ操作装置との組合せが可能な摩耗自動補償装置を提供する。【構成】周面に配設された複数の遊隙発生器13が再調整装置23を介設してプレッシャプレート5に作用するようになった、プレッシャプレート5のための摩耗自動補償装置を備えた自動車摩擦クラッチであって、各遊隙発生器13は、プレッシャプレート5の穴20の中で締付スリーブ9の力に抗して軸方向に摺動可能に支承され、摺動ボルト17上に配置された締付スリーブ9が孔20の中で半径方向で初期応力を受けて摩擦当接し、各遊隙発生器13が、ケーシング6に固定された軸方向止め14,17,18を有し、該止めがフライホイール2の方向で遊隙発生器13の運動を制限し、且つ発生した摩耗に続く解除過程のとき再調整装置23を遊隙発生器・プレッシャプレート間の拡大した間隔の中に押し込むようになった自動車摩擦クラッチ。
請求項(抜粋):
フェーシングを備えたクラッチディスクを介設してフライホイールに固定され且つ該ホイールと一緒に回転軸を形成するプレッシャプレートのための摩耗自動補償装置を備えた自動車摩擦クラッチであって、クラッチケーシング内で耐捩り性に、但し軸方向に変位可能に配置されたプレッシャプレートと、プレッシャプレートとクラッチケーシングとの間に初期応力を加えて挿入された隔膜ばねとを含み、該ばねが外周面の範囲と小径範囲とにおいてクラッチケーシングでも又プレッシャプレートの支持部でも支えられており、支持が再調整装置を介設して行われ、再調整装置が、クラッチディスクのフェーシングの摩耗に応じて、隔膜ばねから離れる方にプレッシャプレートの軸方向変位を可能とするものにおいて、プレッシャプレートの周面に単数又は複数の遊隙発生器(13)が配設されており、該発生器が半径方向内向きの各1個の操作レバー(14,15,16)で直接に又は間接に再調整装置(23)の部材に作用し、各遊隙発生器(13)が、摺動ボルト(17)を介して、回転軸(11)と平行にプレッシャプレート(5) に設けられた孔(20)の中を軸方向に摺動可能であり、且つ摩擦を介して係止可能に支承されており、摺動ボルト(17)上に配置された締付スリーブ(9) が孔(20)の中で半径方向で初期応力を受けて摩擦当接し、各遊隙発生器(13)が、ケーシング(6) に固定された軸方向止め(14,17,18;15,17,18;16,17,18)を有し、該止めがフライホイールの方向で遊隙発生器(13)の運動を制限し、且つ発生した摩耗に続く解除過程のとき再調整装置(23)を遊隙発生器・プレッシャプレート間の拡大した間隔の中に押し込むようになった自動車摩擦クラッチ。
IPC (2件):
F16D 13/75 ,  B60K 17/02

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