特許
J-GLOBAL ID:200903021317777542

地中連続壁の構築方法及びボックス型鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-187754
公開番号(公開出願番号):特開平10-030228
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 鉄筋コンクリ-トの地中連続壁は、地下構造物の工事完工後も止水性が保たれ、地下水の流れが遮断された状態のまま地中に残されるため、地下水系に影響を及ぼす。従来の構築方法では、地中連続壁に開口部を設けることが容易でなかった。【解決手段】 穴の中に対面的に開口部6が設けられ、開口部が複合材のブロック5で閉塞されたボックス型鋼3を、鉛直方向に、ブロック5が地中連続壁1の表面及び裏面に面している状態となるように、所定の間隔をおいて配設する工程と、ボックス型鋼3の内側からブロック5を切削することにより地中連続壁1に通水開口部2を設け、通水性をもたせる工程を含む地中連続壁の構築方法により、地下構造物の施工時には地盤の土圧、水圧に十分に耐え、簡単に通水用の開口部を設けることが出来る地中連続壁を得る。
請求項(抜粋):
地下構造物を建設する領域に施工する地中連続壁の構築方法において、中空で、対面的に1対以上の開口部が設けられ、該開口部は両方ともドリルで切削可能な部材よりなるブロックで閉塞された水密状態となっているボックス型鋼を、鉛直方向に、かつ前記両開口部に設けられた両ブロックが地中連続壁の表面及び裏面に面している状態となるように、所定の間隔をおいて配置する工程と、 前記ボックス型鋼の内側からドリルで前記ブロックを切削することにより地中連続壁に通水開口部を設け、通水性をもたせる工程を含むことを特徴とする地中連続壁の構築方法。
IPC (3件):
E02D 5/20 103 ,  E02D 5/20 102 ,  E03B 11/14
FI (3件):
E02D 5/20 103 ,  E02D 5/20 102 ,  E03B 11/14

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