特許
J-GLOBAL ID:200903021323765815

光学式多層情報担体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-511024
公開番号(公開出願番号):特表平10-508974
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】標準密度情報層及び高密度情報層を持つ記録担体が開示されている。例えば標準 CD フォーマットの標準密度層(2)が、基板の底部に位置され、レーザビームにより該基板を介して読取られる。この基板の厚さは、CD 規格内、例えば、1.2mm ある。少なくとも一つの高密度層(3)が標準 CD プレーヤのレーザ波長(λ=780nm)に関しては(略々)透過であるが、高密度ディスクに対して用いられるより短い波長(λ=635nm)に関しては(少なくとも一部)反射するような材料により形成される。高密度を達成するために、より小さなトラックピッチ及びより小さなピットが、高密度層(3)内で使用される。両層から信号をより良好に読取るために、前記高密度層は、前記基板内においてレーザビームの入射側に近接して位置される。これは、前記より短い波長に対して、フォーカスレンズのより高い開口数、ゆえに、より小さなスポットを可能にする。前記高密度層は、好ましくは、前記基板の中間、例えば、0.6mm に位置され、これは、この場合において、この高密度層の構造が、1.2mm の全体の厚さを持つ両面高密度ディスクと互換性を持つであろうからである。前記標準層の情報内容は、前記高密度層と同一にしても良く、また、異なる符号化形態により表されても良い。
請求項(抜粋):
基板と情報を表す光学的に読取り可能な効果物を持つ複数の情報層とを有する情報担体であって、前記情報層は、第1波長光により形成される光学ビームにより読取り可能な標準情報密度の効果物を持つ標準層を有し、前記ビームは、読取り時、前記基板の入射側に入射し、前記標準層は、前記入射側に対向して配置され、もしくは前記情報層は、高情報密度の効果物を持つ高密度層を有し、前記高密度層は、前記第1波長の光学ビームを略々透過し、高情報密度の効果物を読取るのに適した第2波長光を少なくとも一部反射する情報担体において、 前記高密度層は、前記標準層と前記入射側との間に位置され、前記高密度層と前記入射側との間の距離が、前記標準層と該入射側との間の距離よりも大幅に短いことを特徴とする情報担体。
IPC (2件):
G11B 7/24 541 ,  G11B 7/24 522
FI (2件):
G11B 7/24 541 B ,  G11B 7/24 522 H
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • ハイテクインタビュー:パイオニア・特機システム第一技術部・保坂利彦部長
  • ハイテクインタビュー:パイオニア・特機システム第一技術部・保坂利彦部長

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