特許
J-GLOBAL ID:200903021326795405

エコーキャンセラを備えたデュアルモード音声通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-243001
公開番号(公開出願番号):特開平8-107376
出願日: 1994年10月06日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 アナログモードの場合とディジタルモードの場合とでそれぞれ最良の性能を発揮するデュアルモード音声通信装置を提供する。【構成】 エコーキャンセラ30の前段に設けられた振幅制限回路24を、振幅制限器241と迂回回路244とを切替回路242,243により切替えて受話信号路に択一的に挿入するように構成し、制御回路40により、通信モードがディジタルモードであるかアナログモードであるかを判断して、ディジタルモードが設定されている状態では上記振幅制限器241を受話信号路に挿入し、一方アナログモードが設定されている状態では上記迂回回路244を受話信号路を挿入するように、上記切替回路242,243を切替制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
スピーカ手段から拡声出力された受話音がマイクロホン手段に入力されることにより発生する音響エコーをキャンセルするためのエコーキャンセラを備え、かつ通信方式として音声信号をアナログ信号の状態で伝送するアナログモードと音声信号を符号化して伝送するディジタルモードとを備え、これらのモードを選択的に使用して音声信号の伝送を行なう機能を備えたデュアルモード音声通信装置において、受話信号路に設けられ、受話信号の信号レベルを前記エコーキャンセラおよびスピーカ手段に供給される以前に所定の振幅制限レベル以下に制限するための振幅制限手段と、通信方式としてアナログモードが選択されているかまたはディジタルモードが選択されているかを判定するためのモード判定手段と、このモード判定手段の判定結果に応じて、ディジタルモードが選択されているときには前記振幅制限手段に振幅制限動作を行なわせ、一方アナログモードが選択されているときには前記振幅制限手段に振幅制限動作を行なわせないように制御するための振幅制限動作制御手段とを具備したことを特徴とするエコーキャンセラを備えたデュアルモード音声通信装置。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04B 7/26

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