特許
J-GLOBAL ID:200903021328220280

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-279795
公開番号(公開出願番号):特開2001-099076
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 旋回スクロールの背面側とスラスト受けとの摺接面、旋回軸受等を良好に潤滑、冷却でき、これらの耐久性、寿命等を向上できるようにする。【解決手段】 旋回スクロール8とスラスト受け13との間には、旋回スクロール8の動きに追従して作動する給油ポンプ21を設ける。また、旋回スクロール8の摺接面8Dには周方向に延びる環状溝からなる静圧軸受部35を設け、給油ポンプ21からの潤滑油Fを静圧軸受部35に供給することにより、旋回スクロール8とスラスト受け13との摺接面8D,13B間に開離力を発生させる。さらに、旋回スクロール8の摺接面8Dには油逃がし溝36等を設けることにより、静圧軸受部35の潤滑油Fの一部をスクロール収容空間14に逃がし、静圧軸受部35による開離力を圧縮室10内の圧縮空気によるスラスト力よりも小さく設定する。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸と、前記ケーシング内で該駆動軸の先端側に旋回軸受を介して旋回可能に設けられ鏡板に前記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室を画成するラップ部が立設された旋回スクロールと、前記圧縮室内の流体圧により該旋回スクロールに付加されるスラスト力を支持するため前記ケーシングに設けられ該旋回スクロールの背面側に摺接するスラスト受けとからなるスクロール式流体機械において、前記ケーシング内に収容した油液を吸込み加圧状態で吐出する給油ポンプと、前記旋回スクロールとスラスト受けとの摺接面間に設けられ該給油ポンプから吐出された加圧油により前記旋回スクロールの背面側とスラスト受けとの間に開離力を発生させる静圧軸受部と、該静圧軸受部による開離力を前記スラスト力よりも小さくするため該静圧軸受部に吐出された加圧油の一部を前記ケーシング内に逃がす油逃がし通路とを備えたことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 W ,  F04C 18/02 311 Y
Fターム (14件):
3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB04 ,  3H039BB11 ,  3H039BB13 ,  3H039CC02 ,  3H039CC08 ,  3H039CC09 ,  3H039CC10 ,  3H039CC16 ,  3H039CC22 ,  3H039CC27 ,  3H039CC33 ,  3H039CC44

前のページに戻る