特許
J-GLOBAL ID:200903021328602825

スピンバルブ・ヘッド及びその製造方法並びにスピンバルブ・ヘッドを使用した磁気ディスク駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 啓三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357511
公開番号(公開出願番号):特開平11-185223
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】スピンバルブ・ヘッドに関し、ノイズを減少したスピンバルブ・ヘッドを提供することを目的とする。【解決手段】 少なくとも固定側磁性層、非磁性金属層及び自由側磁性層を有するスピンバルブ膜と、該自由側磁性層の磁区を制御する硬質磁性層と、該スピンバルブ膜にセンス電流を流す電極素子とを備えたスピンバルブ・ヘッドであって、前記硬質磁性層と前記自由側磁性層の前記スピンバルブ膜厚方向の各正投影が重ならないようにしたことを特徴とする。このような構成を採択することにより、自由側磁性層全面に亘って逆磁界領域が発生しない単磁区構造となり、スピンバルブ・ヘッドの出力にヒステリシス現象が生じない。従って、ノイズが生じない出力が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも固定側磁性層、非磁性金属層及び自由側磁性層を有するスピンバルブ膜と、該自由側磁性層の磁区を制御する硬質磁性層と、該スピンバルブ膜にセンス電流を流す電極素子とを備えたスピンバルブ・ヘッドに於いて、前記硬質磁性層の前記スピンバルブ膜厚方向の正投影と前記自由側磁性層の前記スピンバルブ膜厚方向の正投影が重ならないようにしたことを特徴とする、スピンバルブ・ヘッド。

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