特許
J-GLOBAL ID:200903021333186236
キトサン含有多糖、その製造方法及び用途
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
熊倉 禎男
, 小川 信夫
, 箱田 篤
, 浅井 賢治
, 平山 孝二
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2003012920
公開番号(公開出願番号):WO2004-033502
出願日: 2003年10月08日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
キトサン含有多糖、その製造方法、それを含む医薬品、食品を提供する。茸を濃苛性アルカリ水溶液中、加熱処理した後、固液分離し、得られた固形分を有機酸水溶液に溶解し、これにアルコール又は苛性アルカリを加えて沈殿を生じさせ、この沈殿を洗浄、乾燥して得られるキトサン含有多糖。このキトサン含有多糖はグルコサミンのホモポリマーと、グルカンが共有結合で結合した化合物であり、グルコサミンとグルコースの構成モル比は1〜5:5〜1であり、分子量約15万、β(1→4)結合及びβ(1→6)結合を含むが、β(1→3)結合を含まない。蛋白質及び還元性多糖を含まない。このキトサン含有多糖は、高血圧、糖尿病等の生活習慣病の予防及び治療に有効である。
請求項(抜粋):
下記の特性を有するキトサン含有多糖。
(1)構成糖:グルコサミンとグルコースから構成され、その構成モル比が1〜5:5〜1である。
(2)分子量:オストワルド型粘度計により測定した分子量は約5万〜約40万である。
(3)構成単位:キトサン部分とグルカン部分から主として構成されている。
(4)結合の種類:β(1→4)結合及びβ(1→6)結合を含むが、β(1→3)結合を含まない。
(5)酵素による分解性:キトサナーゼによりオリゴ糖に分解されるが、セルラーゼにより分解されない。
(6)蛋白質及び還元性多糖:蛋白質及び還元性多糖を含まない。
(7)呈色反応:ヨウ素-澱粉反応に陰性である。
(8)物質の色:無色(白色)である。
(9)溶解性:5〜10質量%の酢酸、リンゴ酸、又はアスコルビン酸水溶液に溶解するが、水、エタノール、pH10以上のアルカリ性水溶液に溶解しない。
IPC (9件):
C08B 37/08
, A23L 1/30
, A61K 31/722
, A61K 31/738
, A61K 36/07
, A61P 3/06
, A61P 3/10
, A61P 9/12
, A61P 13/02
FI (9件):
C08B37/08 A
, A23L1/30 B
, A61K31/722
, A61K31/738
, A61K35/84 A
, A61P3/06
, A61P3/10
, A61P9/12
, A61P13/02
Fターム (69件):
4B018MD41
, 4B018MD82
, 4B018ME03
, 4B018ME04
, 4B018MF11
, 4B018MF12
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086AA03
, 4C086AA04
, 4C086EA23
, 4C086GA17
, 4C086MA01
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086MA52
, 4C086NA14
, 4C086ZA42
, 4C086ZA81
, 4C086ZC33
, 4C086ZC35
, 4C086ZC51
, 4C088AA07
, 4C088AC17
, 4C088BA12
, 4C088BA26
, 4C088BA27
, 4C088BA33
, 4C088CA02
, 4C088CA05
, 4C088CA06
, 4C088CA11
, 4C088CA22
, 4C088CA25
, 4C088MA35
, 4C088MA52
, 4C088NA14
, 4C088ZA42
, 4C088ZA81
, 4C088ZC33
, 4C088ZC35
, 4C088ZC51
, 4C090AA01
, 4C090AA04
, 4C090AA09
, 4C090BA47
, 4C090BA61
, 4C090BB12
, 4C090BB17
, 4C090BB27
, 4C090BB28
, 4C090BB29
, 4C090BB36
, 4C090BB38
, 4C090BB53
, 4C090BB99
, 4C090BC18
, 4C090BD02
, 4C090BD31
, 4C090BD37
, 4C090CA04
, 4C090CA06
, 4C090CA10
, 4C090CA11
, 4C090CA18
, 4C090CA19
, 4C090CA31
, 4C090CA43
, 4C090DA23
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