特許
J-GLOBAL ID:200903021339406912

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178602
公開番号(公開出願番号):特開平11-022498
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、バルブタイミング制御装置の消費電力を低下させ、内燃機関の燃料消費率を向上させることを課題とする。【解決手段】 本発明は、クランク軸側部材に対するカムシャフト側部材の回転位相を進角もしくは遅角させるべく一端から他端にわたって作動する位相変更部材と、カムシャフト側部材の回転位相を進角させるべく位相変更部材に油圧を印加する第1の油圧室と、カムシャフト側部材の回転位相を遅角させるべく位相変更部材に油圧を印加する第2の油圧室と、第1の油圧室、第2の油圧室、オイルパン、オイルポンプを選択的に連通させる弁体、及び電気式のアクチュエータを有する油圧制御弁とを備えたバルブタイミング制御装置であり、油圧制御弁は、アクチュエータの非通電時に、位相変更部材を一端と他端との中間位置に保持すべく弁体を固定する弁体固定手段を備える。
請求項(抜粋):
クランク軸側部材に対するカムシャフト側部材の回転位相を変更すべく一端から他端にわたって作動する位相変更部材と、前記クランク軸側部材に対する前記カムシャフト側部材の回転位相が進角するよう前記位相変更部材を作動させるべく油圧を発生する第1の油圧室と、前記クランク軸側部材に対する前記カムシャフト側部材の回転位相が遅角するよう前記位相変更部材を作動させるべく油圧を発生する第2の油圧室と、前記第1の油圧室に連通する第1の油圧通路と、前記第2の油圧室に連通する第2の油圧通路と、油を貯蓄する油貯蓄手段と、前記油貯蓄手段の油を所定の圧力で吐出する油圧発生源と、前記第1の油圧通路、前記第2の油圧通路、前記油貯蓄手段、前記油圧発生源を選択的に連通させる弁体、及び駆動電力に応じて前記弁体を駆動するアクチュエータを有する油圧制御弁と、を備える内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記油圧制御弁は、前記アクチュエータの非通電時に、前記位相変更部材が前記一端と前記他端との中間位置に保持されるよう前記第1の油圧室及び前記第2の油圧室に油圧を発生させるべく、前記弁体を固定する弁体固定手段を備えることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34
FI (2件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 E

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