特許
J-GLOBAL ID:200903021344805272

高速スピンエコー撮影方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338169
公開番号(公開出願番号):特開平5-168607
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】高速スピンエコー撮影法において、画質を劣化させる要因を排除するシーケンスと画像再生処理方法を提供する。【構成】従来、図1(a)のごとく毎回位相エンコードオフセットをゼロに戻して計測していたものを、図1(b)あるいは(c)の様に単なる隣接ブロックへの差分に相当する位相エンコードオフセットを印加するようにした。これにより位相エンコードオフセット量が大幅に減少し、エコータイムを減少させられるだけでなく、渦電流の発生を抑えた。このシーケンスに伴い複素共役処理及び時間軸反転処理を付加した。さらに、横緩和時間の影響による強度減衰補正処理とともに、計測信号に含まれる位相歪と位置ずれ歪を補正する処理を付加した。【効果】上記構成をとることで、画質劣化を最小限に抑えることができるだけでなく、エコー間隔が短縮でき、シーケンスの設計の自由度が高まる。
請求項(抜粋):
計測空間を複数のブロックに分け、該ブロックごとにマルチエコーシーケンスを用いた異なるエコータイムで計測したスピンエコー信号を割り当てて画像再生に必要なデータを計測し、該データに基づき画像再生を行い、ディスプレィに表示を行う磁気共鳴イメージング方法において、画像再生処理の中で全ての偶数エコー目もしくは奇数エコー目のエコー信号に対して複素共役処理と、時間軸に関する反転処理をおこなうことを特徴とする高速スピンエコー撮影方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/28
FI (3件):
A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 377 ,  G01N 24/02 Y

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