特許
J-GLOBAL ID:200903021350103573

沸騰水型原子力発電プラントの水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小原 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-283375
公開番号(公開出願番号):特開平10-111387
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 起動時の原子炉水を復水脱塩装置に通水したり、あるいは復水脱塩装置の再生用水として使用しても復水脱塩装置のカチオン交換樹脂の酸化劣化を防止することができると共にアニオン交換樹脂のイオン交換樹脂の低下を防止することができ、これによりイオン交換樹脂の短命化を防止することができ、更に復水及び原子炉水の水質を高純度に維持することができる沸騰水型原子力発電プラントの水処理装置を提供する。【解決手段】 原子炉11での水の放射線分解により発生した原子炉水中の過酸化水素を分解する過酸化水素分解手段30を炉水脱塩装置12の上流側に設けた。
請求項(抜粋):
原子炉水の循環系に配設された炉水脱塩装置と、復水器の下流側に配設された復水脱塩装置と、上記炉水脱塩装置で処理された原子炉水を直接復水器に導入する経路と、上記復水脱塩装置の再生設備に再生用水を供給するための復水タンクに上記炉水脱塩装置で処理された原子炉水を導入する経路とを備え、発電プラントの起動時に原子炉水の一部を上記復水器及び/または上記復水タンクに導入するようにした沸騰水型原子力発電プラントの水処理装置において、上記原子炉での水の放射線分解により発生した上記原子炉水中の過酸化水素を分解する過酸化水素分解手段を上記炉水脱塩装置の上流側に設けたことを特徴とする沸騰水型原子力発電プラントの水処理装置。
IPC (4件):
G21C 19/307 GDB ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/58 ,  G21D 3/08 GDB
FI (4件):
G21C 19/30 GDB D ,  C02F 1/28 D ,  C02F 1/58 H ,  G21D 3/08 GDB X

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