特許
J-GLOBAL ID:200903021350953402

加入者線終端回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140380
公開番号(公開出願番号):特開平9-326729
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 従来の受信信号検出回路では長距離線路と近距離線路の両方に対して同様なエコーキャンセル特性が要求されるため、エコーキャンセラの回路規模が増大し複雑になるという問題があった。【解決手段】 初期状態から通信開始トレーニングを行うコールドスタート時のエコーキャンセラトレーニング及び受信信号検出期間に、判定帰還型等化器のポストカーソルタップ係数を前記エコーキャンセラのタップ係数として使用する。このため、エコーキャンセラの回路規模を増大することなくエコーキャンセル特性を向上でき、誤りのない高精度の受信信号検出が可能となる。
請求項(抜粋):
送信データからエコーレプリカを生成するエコーキャンセラと、加入者線から供給される信号から上記エコーレプリカを減算する減算器と、加入者線の回線ロスを等化する等化フィルタと、上記等化フィルタの出力信号を等化し受信シンボルを判定する判定帰還型等化器と、受信信号の有無を検出する受信信号検出回路とを有する加入者線終端回路において、初期状態から通信開始トレーニングを行うコールドスタート時のエコーキャンセラトレーニング及び受信信号検出期間に、上記判定帰還型等化器のポストカーソルタップ係数を前記エコーキャンセラのタップ係数として使用することを特徴とする加入者線終端回路。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/00 601
FI (2件):
H04B 3/23 ,  H03H 17/00 601 N

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