特許
J-GLOBAL ID:200903021353180846

自動変速機の性能モードおよび節約モードの変速制御システム及び変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-336759
公開番号(公開出願番号):特開平6-255405
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 自動車の性能モードと節約モードの動作の度合いに応じて多段変速比の自動変速機を制御するシステムを提供する。【構成】 自動変速機において、変速比の変更をスケジュールしまたトルク変速機バイパスクラッチの動作を制御するシステムであって、マイクロプロセッサ、制御アルゴリズムとルックアップ表と関数と定数を含む電子式メモリ、ソレノイド駆動シフト弁、可変力ソレノイド、摩擦クラッチ、ブレーキおよびセンサ、遊星歯車装置を含む。較正した性能重み係数(PWF)の表を用いて、節約動作より高性能動作が望ましい度合いに基づいて変速比変更の基準スケジュールを変更する。PWFを用いてエンジンスロットル位置とスロットル位置変更の時間速度から得られる推断に基づいて変速点を調整する。摩擦要素に加える油圧とトルク変換機のロック解除および変調操作のスケジュールを、基準スケジュールとPWF値に基づく圧力から調整する。
請求項(抜粋):
エンジンスロットル位置でエンジンを制御する、自動車における多段変速比の自動変速機の変速制御システムであって、選択的に係合および解除して多段変速比を生成する油圧駆動摩擦要素と、前記摩擦要素を選択的に係合および解除するための多段シフト制御弁を備える油圧回路と、エンジンスロットルの現在の位置とスロットルの時間変化率を決定する手段と、現在の車両速度を決定する手段と、現在係合している変速比を決定する手段と、前記現在のスロットル位置とスロットル位置の現在の時間変化率との対の組合わせに関連する値を持つ所定の性能重み係数PWFを選択する手段と、前記車両が基準動作モードにあるときに各変速比から変速比を変更するようにスケジュールする前記現在のスロットル位置に対応する第1車両速度FNXXNを決めるためと、前記第1車両速度と、前記車両が第2動作モードにあるときに各変速比から変速比を変更するようにスケジュールする前記現在のスロットル位置に対応する車両速度との差FNXXPを決めるための手段と、前記現在の変速比からのアップシフトとダウンシフトに対応する第2車両速度を、関係[FNXXN+(PWF*FNXXP)]から計算する手段と、前記現在の車両速度が前記現在の変速比からのアップシフトに対応する前記第2車両速度を超えると前記現在の変速比からより高い変速比に変更するように命令するためと、前記現在の車両速度が前記現在の変速比からのダウンシフトに対応する前記第2車両速度を超えると前記現在の変速比からより低い変速比に変更するように命令するための手段と、シフト弁と摩擦要素の状態を前記命令された変速比を生成する状態に変更するための、変速比の命令された変更に応答する手段と、を備える変速制御システム。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-277371
  • 特開平3-117774
  • 特開昭60-175858
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