特許

J-GLOBAL ID：200903021356862271

電子弦楽器及び弦振動検出装置

発明者： 武士田 岳
出願人/特許権者： カシオ計算機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-339691
公開番号（公開出願番号）：特開平8-185160
出願日： 1994年12月30日
公開日（公表日）： 1996年07月16日
要約：

【要約】【目的】 タッチ検出回路を設けることなく、弦へのタッチに応答して消音指示を行うことのできる電子弦楽器を提供する。【構成】 弦の番号CHに対応するフォトダイオードの出力値を格納しているDATAの値が、INZ(CH)+βを超えているか否かを判別する(SF1)。この判別の結果、DATA>INZ(CH)+βである場合には、このときPLS(CH)=1の状態にあるか否かを判別する(SF2)。PLS(CH)=1であれば、DATA>INZ(CH)+βの状態が以前から継続しており、弦を指で押圧している場合である。よって、SF2からSF5に進んで、DATA>INZ(CH)+βの継続時間を計時しているTIM(CH)の値が、γ以上となったか否かを判別し、TIM(CH)>γとなった時点で消音処理を実行する(SF6)。この消音処理(SF6)により、指で押圧された弦に対応する楽音は消音する。

請求項（抜粋）：

弦との距離に応じたレベルの信号を出力する弦振動検出手段と、前記弦の振動に伴って前記弦振動検出手段の出力信号レベルが変化したとき、楽音の発生を指示する楽音発生指示手段と、前記弦振動検出手段から所定レベル範囲外の信号が継続的に出力されたとき、前記楽音の消音を指示する消音指示手段と、を有することを特徴とする電子弦楽器。

IPC (3件)：

G10H 1/00 ,  G10H 1/053 ,  G10H 7/00 513