特許
J-GLOBAL ID:200903021359698987

内燃機関の回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147867
公開番号(公開出願番号):特開平8-338277
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】アイドリング時に負荷がかかったとしても、当該負荷による回転数の急激な落ち込みを防止し、もって当該落ち込みによる不具合の発生を回避する。【構成】電子制御装置(ECU)41は、エンジン1がアイドル状態のとき、特にシフト位置がNレンジからDレンジに切り替わった場合にはISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)11の開度をオープンループ制御する。まずそれまでのデューティ比に所定値を加算した値をDレンジ用デューティ比として設定する。その後、Dレンジ用デューティ比を減衰率分だけ徐々に減衰させてゆく。このとき、回転数変化率が算出され、それに基づいて減衰率が設定される。すなわち、回転数の減少度合いが大きい場合には、減衰率が小さい値に設定される。このため、個々のエンジン1によって負荷のかかる程度が多少異なっていたとしても、その負荷に対応した吸入空気量の調整が図られる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路の途中に設けられ、アクチュエータにより開閉駆動される吸入空気量調整手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、少なくとも前記内燃機関のアイドリング時において、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記吸入空気量調整手段の目標開度を演算する目標開度演算手段と、少なくとも前記内燃機関のアイドリング時において、前記目標開度演算手段により演算された目標開度に基づき、前記アクチュエータをフィードバック制御するアイドリング時フィードバック制御手段と、前記内燃機関に所定の負荷が加わったことを検出する負荷検出手段と、少なくとも前記内燃機関のアイドリング時において、前記負荷検出手段により前記内燃機関に所定の負荷が加わったことが検出されたとき、前記吸入空気量調整手段の開度を所定開度だけ増大させるとともに、その後、吸入空気量調整手段の開度を特定開度まで減衰させるよう前記アクチュエータをオープンループ制御するオープンループ制御手段とを備えた内燃機関の回転数制御装置であって、前記オープンループ制御手段は、少なくとも前記負荷検出手段により前記内燃機関に所定の負荷が加わったことが検出されたときの前記内燃機関の回転数の変化率を算出する回転数変化率算出手段と、前記回転数変化率算出手段により算出された前記内燃機関の回転数変化率に基づき、前記減衰に際しての減衰率を算出する減衰率算出手段とを含んでいることを特徴とする内燃機関の回転数制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/02 331 ,  F02D 45/00 335
FI (2件):
F02D 29/02 331 A ,  F02D 45/00 335
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公平6-102997
  • 特開昭60-019932
  • 特公平2-043019
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