特許
J-GLOBAL ID:200903021360797808

画像信号平滑化装置,画像信号平滑化方法,画像符号化装置,画像符号化方法,画像復号化装置および画像復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-292447
公開番号(公開出願番号):特開平9-187008
出願日: 1996年11月05日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 ブロックの境界上で不自然な輝度、色等の段差(ブロック歪)を大幅に軽減し、視覚上大きな画質改善を得る。【解決手段】 ブロック単位で符号化・復号化処理された画像に対して、ブロックごとの量子化パラメータ、復号画像のブロック活性度、復号画像の各画素の活性度、画素のブロック境界からの位置に応じて、平滑フィルタの特性を変化させる。平滑フィルタは、着目画素とその周辺の画素との差分値の逆数を重みとした重み付き平均であり、前記の逆数をとる前の重みにある数を加える。この加える値を前記パラメータで制御する。同様に、平滑フィルタ後の画素値と復号画素値の混合割合を前記パラメータに応じて変化させる。ブロック内部ではエッジ保存性の強いフィルタを用い、ブロック境界ではエッジ保存性の弱いフィルタを用いる。ポスト/ループフィルタにエッジ保存性のあるフィルタ23,26を用いる。
請求項(抜粋):
サンプリングされデジタル化された画像信号に対し、着目画素とその周辺画素の重み付け平均でフィルタリング処理を行う平滑化フィルタを適用して平滑化処理を行う画像信号平滑化装置において、着目画素値とその周辺画素値の差分を検出する手段と、その差分の絶対値をとる手段と、前記差分検出絶対値に非負の値(m)を加算する手段と、その加算後の値の逆数(重み係数)を取る手段と、その逆数を取った後の値に周辺画素値を乗算する手段と、その乗算した後の値の総和(A)を取る手段と、前記逆数(重み係数)のみの総和(B)を取る手段と、前記重み係数の総和(B)で前記総和(A)を除算して正規化(A/B)する手段とを備えたことを特徴とする画像信号平滑化装置。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  G06T 5/20 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/21
FI (4件):
H04N 7/133 Z ,  H04N 1/41 B ,  H04N 5/21 B ,  G06F 15/68 400 A

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