特許
J-GLOBAL ID:200903021361527219
プルリング付きキャップ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-097041
公開番号(公開出願番号):特開平6-286760
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 頂板付きキャップ本体と該本体上面を開閉する蓋体とをヒンジ連結し、上記頂板に除去板を設けてプルリングを付設した、公知のプルリング付きキャップにおいて、上記除去板を囲成する破断線からの香気散失を防止する。【構成】 上記キャップ本体から頂板プルリング等を除いた、残余部分が形成する基筒部1と上記蓋体9とを一体形成すると共に、上記基筒部1の注出筒4下面を閉塞し、かつ内向きフランジ3下面に外周部上面を接して、保香性の中間薄板上下に耐水性合成樹脂フィルムを層着させた積層薄板16を設け、上記注出筒4が囲む積層薄板部分内にリング状の破断線17を想定して、該破断線外方の積層薄板部分下面へ溶着させかつ第1周壁2の上端部内面へ嵌合させて内筒19付き鍔状板18を、かつ破断線が囲む積層板部分上面にプルリング22付き除去板20を溶着させた。
請求項(抜粋):
容器体口頸部の外面へ嵌合させる第1周壁2上端から内向きフランジ3を介して注出筒4を、かつ該注出筒を囲んで内向きフランジ3の中間部から嵌合筒5を、それぞれ起立する基筒部1と、上記嵌合筒5の外面へ、頂壁10外周から垂下する第2周壁11下部を嵌合させた蓋体9とを、上記第1,第2周壁の各後部上端と下端とで肉薄ヒンジ13で連結して、それ等基筒部と蓋体とを耐屈折性合成樹脂材で一体成形した主部材と、上記注出筒4の下端面を閉塞させて内向きフランジ3下面へ、保香性の中間薄板上下に耐水性合成樹脂フィルムを層着させた積層薄板16の外周部上面を当接させると共に、上記注出筒下端内面が囲む積層薄板部分内にリング状の破断線17を想定して該破断線外方の積層薄板部分下面へ溶着させかつ第1周壁2の上端部内面へ緊密に嵌合させた鍔状板18下面から容器体口頸部内面へ嵌合させる内筒19を垂下し、又上記破断線17が囲む積層薄板部分上面に除去板20を溶着し、かつ該除去板側部から起立する支持棒21を介して注出筒4の上部内にプルリング22を横設した補助部材15とからなり、該補助部材は、上記積層薄板16を除く部分を積層薄板上下のフィルムと同材質の軟質合成樹脂として、インサート成形により積層薄板と共に一体成形したことを特徴とするプルリング付きキャップ。
IPC (2件):
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