特許
J-GLOBAL ID:200903021363528778

WC基超硬合金系耐摩耗材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157692
公開番号(公開出願番号):特開平9-316588
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 従来タイプの超硬合金にあっては、その優れた耐摩耗性を確保しようとすると、鋼材との接合に問題が発生し、また、鋼材との強固な接合を実現しようとすると、その耐摩耗性が犠牲になってしまうという問題があった。【解決手段】 金属結合相量の少ない超硬合金よりなる耐摩耗層と金属結合相量の少ない超硬合金よりなる溶接可能層の直接または中間層を介して接合されたWC基超硬合金系耐摩耗材を製造する方法において、それら3層を構成する超硬合金中の金属結合相をCo又はNiのいずれか一方とし、かつ、該3層を構成する超硬合金中の粒子の大きさを、耐摩耗層1aから溶接可能層1b方向へ増加させ、金属結合相量の互いに異なる耐摩耗層と溶接可能層を直接または中間層を介して同一温度のもとで一体に焼結接合する。
請求項(抜粋):
金属結合相量3重量%以上、20重量%未満含有し、10μm以下のWC粒子よりなる超硬合金で構成された耐摩耗層(1a)と、金属結合相量20重量%以上、50重量%未満含有する超硬合金よりなる溶接可能層(1b)とが、直接または中間層(1c)を介して一体に焼結接合されているWC基超硬合金系耐摩耗材であって、該3層を構成する超硬合金の金属結合相がCo又はNiのいずれか一方の同一金属結合相よりなり、かつ、それら3層を構成する超硬合金中のWC粒子の大きさが、耐摩耗層(1a)から溶接可能層(1b)方向へ大きくなっていることを特徴とするWC基超硬合金系耐摩耗材。
IPC (3件):
C22C 29/08 ,  B22F 7/00 ,  C22C 1/05
FI (3件):
C22C 29/08 ,  B22F 7/00 B ,  C22C 1/05 Q

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