特許
J-GLOBAL ID:200903021366376529
分画されていない試料の重量平均モル質量、平均2乗半径、および第2ビリアル係数を決定する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 仲村 義平
, 堀井 豊
, 野田 久登
, 酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-203999
公開番号(公開出願番号):特開2005-049140
出願日: 2003年07月30日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】標準的なジムプロット手法といくつかの類似性を共有した、高分子の分画されていない溶液の分子特性を測定するための新しい方法を提供する。【解決手段】この方法は、ある範囲の濃度にわたるいくつかの試料アリコートの調製に始まる。アリコートは次に、液体クロマトグラフィにより提供されるように、流れの中に順次注入される。各アリコートはそれにより効果的な「ピーク」を作り出し、その元素は希釈されたアリコートの異なる濃度に対応する。対応するピーク全体にわたって散乱信号の角度および濃度依存性を分析することにより、重量平均モル質量、平均2乗半径、および第2ビリアル係数が導き出され得る。より初期のオンライン法とは異なり、より少量の試料を用いながらより良好な精度が達成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
分画されていない試料の重量平均モル質量Mw、平均2乗半径<rg2>、および第2ビ
リアル係数A2を決定する方法であって、
A) 好適な溶媒手段において前記試料の一連のn個の希釈液を調製するステップを含み、前記希釈液は約1桁の濃度の範囲にわたっており、前記方法はさらに、
B) 溶媒手段槽を提供するステップと、
C) 前記溶媒手段を順次、多角度光散乱検出手段および濃度検出手段を通って流すようにするポンプ手段を提供するステップと、
D) 前記n個の試料希釈液の各々のアリコートを順次注入するステップと、
E) 前記アリコートの各々の溶出の間中、それが前記多角度光散乱および濃度検出器手段を通過するにつれて、予め選択された流量容積測定に関する増分の間隔Δvで、前記多角度光散乱および濃度データをコンピュータ手段に収集し、記憶させるステップと、
F) 各前記試料希釈液jの全濃度溶出元素ijにわたって、前記収集された濃度データ値cijから、前記コンピュータ手段により、前記n個の試料注入液に対応するn個の和
(式中、j=1〜n)を形成するステップと、
G) 各前記試料希釈液jの全濃度溶出元素ijにわたって、前記収集された濃度データ値cijから、前記コンピュータ手段により、前記n個の試料注入液に対応するn個の和
IPC (4件):
G01N21/49
, G01N1/10
, G01N21/33
, G01N21/41
FI (6件):
G01N21/49 Z
, G01N1/10 B
, G01N1/10 J
, G01N1/10 P
, G01N21/33
, G01N21/41 Z
Fターム (23件):
2G052AD06
, 2G052CA04
, 2G052CA12
, 2G052ED07
, 2G052FD01
, 2G052GA18
, 2G052GA27
, 2G059AA01
, 2G059AA02
, 2G059AA03
, 2G059BB04
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059DD04
, 2G059DD12
, 2G059EE02
, 2G059KK01
, 2G059MM01
, 2G059MM02
, 2G059MM03
, 2G059MM04
, 2G059MM14
, 2G059PP04
引用特許:
引用文献:
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