特許
J-GLOBAL ID:200903021371216092

シートの表皮固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-008349
公開番号(公開出願番号):特開平8-196756
出願日: 1995年01月23日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明の主たる目的は、表皮吊り込み箇所の位置ずれを防止でき、表皮が浮き上がるなどの外観不良が生じないようにすることにある。【構成】 パッド15に溝25が設けられている。溝25には、パッド15のサイド部21に近い側に位置する深溝部26と、サイド部21から遠い側に位置する浅底部27とが設けられている。また、溝25の長手方向の複数箇所に、上記深溝部26よりも更に深い凹部28が設けられている。溝25の底部にインサートワイヤ30が埋設されている。インサートワイヤ30には吊り込み用凸部32が設けられており、上記凹部28内に吊り込み用凸部32が露出するように配置されている。そして凹部28において、吊り込み用凸部32と表皮側吊り込みワイヤ36とがクリップ等の表皮固定具42によって固定されている。
請求項(抜粋):
パッド主部およびこの主部の側部に盛り上がった形状のサイド部を有するパッドと、上記パッドを被覆する表皮とを有するシートにおいて、上記パッド主部と上記サイド部との境界部近傍に上記サイド部に沿う表皮吊り込み用の溝を設け、上記溝の内部の上記サイド部寄りに幅の狭い深溝部を設けるとともに上記サイド部から遠い側には上記深溝部よりも底の浅い浅底部を設け、上記溝の長手方向の複数箇所に上記深溝部よりも深い凹部を形成し、上記溝の底の近傍に上記溝に沿ってインサートワイヤ埋設し、上記インサートワイヤの長手方向中間部分には上記凹部内に露出する吊り込み用凸部を形成し、上記深溝部に表皮側吊り込み部材を収容するとともに、上記表皮側吊り込み部材と上記インサートワイヤの上記吊り込み用凸部とを上記凹部内において互いに表皮固定具によって連結したことを特徴とするシートの表皮固定構造。
IPC (2件):
B68G 7/052 ,  A47C 31/02

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